ハミルトン、再びQ1敗退で「言葉にならない怒り」 アブダビ予選16番手に沈む

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アブダビGPの予選で再びQ1敗退を喫したフェラーリのルイス・ハミルトンは、走行後に強い失望感をあらわにし、「言葉にできないほどの怒り」を抱えていると明かした。

ハミルトンがQ1で敗退するのはこれで4戦連続。ヤス・マリーナで行われた今季最後の予選でもわずか0.008秒届かず、16番手で予選を終えた。ラスベガス、カタールでのスプリント、そしてカタールでの本戦に続き、再び初戦敗退となった。

予選に向けては厳しい準備となった。ハミルトンはFP1でルーキーのアーサー・ルクレールにマシンを譲り、FP3ではターン9でクラッシュ。チームは迅速な作業で予選に間に合わせたが、調整不足は否めなかった。

「もちろん助けにはならなかったが、これは全員同じ条件だ」とハミルトンはFP1欠場について述べた。

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FP3のクラッシュについては「クルマが大きく底打ちして、最後はリアのコントロールを失ってしまった」と説明。今季19年目にして初の表彰台ゼロのシーズンとなる可能性がある状況に、深いため息を漏らした。

「何と言えばいいのか分からない」と語ったハミルトンだが、イタリアSkyのカメラ前ではさらに感情を露わにした。

「今の心境を説明する言葉が見つからない。信じられないほどの怒りと、どうしようもない苛立ちを感じている」

一方で、引退の可能性について問われると、ハミルトンは即座に否定した。

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「そんな話ではまったくない」ときっぱりと答え、F1継続への意志を強調した。

アブダビでは厳しい週末となったが、7度の世界王者は来季に向けて気持ちを切り替える姿勢を示している。

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