ベアマン、アゼルバイジャンGPでマグヌッセンの代役を務める
予想通り、ハースは9月13日から15日にかけてバクー市街地コースで開催される次回のアゼルバイジャンGPで、リザーブドライバーのオリバー・ベアマンがケビン・マグヌッセンの代役を務めることを発表した。
イタリアグランプリでアルピーヌのピエール・ガスリーとの接触を引き起こしたことでペナルティとスーパーライセンスの2点減点を受けたハースのケビン・マグヌッセンは、ペナルティポイントが最大の12点に達してしまった。これは、F1規則で定められているように、マグヌッセンが1レース出場停止となることを意味する。
この状況下で、ハースにはマグヌッセンの代役を見つける以外の選択肢はなく、チームは当然のことながら、リザーブドライバー(そして2025年からのレギュラードライバー)であるオリバー・ベアマンを選んだ。
現在F2に参戦しているオリバー・ベアマンは、アゼルバイジャンGP全週末を通してケビン・マグヌッセンのハースVF-24のステアリングを握る役割を果たすため、バクーでのF2のスプリントレースとフィーチャーレースを欠場することになる。
「確かに、準備時間が限られているリザーブドライバーとして走るのは、より大きな挑戦だ。しかし、幸運なことに、今年の初めにフェラーリでそれを経験しているから、少なくともその経験を活かすことができる」と、実際にサウジアラビアでカルロス・サインツの代役としてフェラーリで走ったベアマンは述べた。
「今シーズン、すでにハースのVF-24で4回のFP1セッションを行っているから、バクーでのレース全週末に取り組む上で間違いなく役立つはずだ」
「チームは現在良い調子だから、僕たちが持っている時間で最善を尽くして準備するよ。目標は、サーキットに出てアゼルバイジャンで良い週末を過ごすことだ」
一方、ケビン・マグヌッセンは次のシンガポールGPで自身のシートに戻るはずで、チームを完全に離れる前に残り7グランプリを戦うことになる。
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