アルピーヌ、今後のレースで「大きな」進化はなし

Bruno Ferrant Miami
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F1は今週末にイモラでヨーロッパシーズンを開幕する。
しかしアルピーヌは今後のレースカレンダーで、マシンに大きな進化を導入する予定はないと発表した。

中国とマイアミで行われた直近の2レースでは、アルピーヌは2段階に分けてA524のアップデートを導入した。
最初は上海でエステバン・オコンのマシンに、次にマイアミでのチームメイトのピエール・ガスリーのマシンに導入された。
アルピーヌは、マイアミでのレース終了時にオコンが10位に入賞。
チームとして今シーズン初のポイントを獲得することに成功した。

アルピーヌのチーム代表であるブルーノ・ファミンは、次のように述べた。
「マイアミでのシーズン初ポイントは、非常に厳しいシーズン開幕から我々が進歩していることを示している。過去2レースでは、競争力のわずかな向上と、より良いポジションを目指して戦う能力が見られた。これは一部、サーキットの特性によるものだが、我々の進化のおかげでパフォーマンスを引き出すことができた」

今シーズンの今後のレースについて、ブルーノ・ファミンは、A524にそれ以上の大きな進化はないと強調。
だが、だからといってアルピーヌにアップデートがないわけではない。

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ファミンは次のように付け加えた。
「今後のレースでは大きなアップデートを行うことはないが、ファクトリーではマシンの改善とさらなるパフォーマンスの引き出しに向けて懸命に取り組んでいる」

今週末のイモラでは、チームは3回のフリー走行、予選、そして日曜日のレースという「クラシック」なフォーマットに戻る。したがって、アルピーヌはスプリントレースがないことを利用し、金曜日の2時間のフリー走行から週末のレースに向けた準備を整えることが可能だ。

ブルーノ・ファミンは次のように強調した。
「重要な週末のレースに向けて、金曜日を有意義に過ごすことを目指す。モナコの直後に予定されているカナダを除いて、夏休みまでヨーロッパでのレースが続く。チームが集中力を維持し、ファクトリーでマシンのパフォーマンス向上のために全力を尽くし続けることが重要だ。これが当然、我々の目標である」

エミリア・ロマーニャグランプリを前に、アルピーヌは2024年シーズン開幕からこれまでに獲得した1ポイントで、コンストラクターズランキングの8位につけている。

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