ペレスとアロンソ、衝撃的なQ1敗退の原因を説明
アストンマーティンのフェルナンド・アロンソとレッドブルのセルジオ・ペレスは、モナコグランプリ予選Q1で衝撃の敗退。トラフィックが原因であったと主張し、2人ともフラストレーションを隠さなかった。
アロンソとペレスは、トラックポジションの争いが激しかったQ1で、十分に速いタイムを記録できず、それぞれ16位と18位からレースをスタートすることになった。
モンテカルロは狭く曲がりくねっており、現実的なオーバーテイクのチャンスが少ない。
そのため2人のドライバーは現在、グリッドの後方から追い上げる厳しいレースを覚悟しており、いくつかのポイントを獲得することを目指している。
ペレスは自分の側で何が起こったのかを説明した。
「ラップで渋滞に巻き込まれ、タイムを失うのに十分なものだった。それがラップを劇的に変えたんだろう。残念ながら、うまくまとめることができなくて、これがその結果だ。残念ながら、我々はQ1で脱落した」
「僕にとっては最悪な日だった。明日は何も期待できない。巻き返すのは非常に難しい」
ペレスのQ1敗退は、RB20がモナコの縁石やバンプに苦しんでいるという、レッドブルにとって厳しい週末に起きた。
しかし、チームメイトのマックス・フェルスタッペンは、Q3に進出し6番手となった。
「僕たちは希望を見つけていた。今朝(FP3で)は5番手で、巻き返していた」とペレスは付け加えた。
「僕たちはさらに変更を加えたが、リズムに乗ることができなかった」
「Q1を通過するペースはあったと思う…理想的なラップタイムを出せば十分だったはずだ。いつものように、チャンスがあるときにそれを実行しなければいけない。そして、僕が遭遇したあのトラフィックでは、脱落するのに十分だった」
アロンソは、予選後のインタビューで、Q2に進出し14位に入ったチームメイトのランス・ストロールの2つ後ろのグリッドに並ぶことになったことについて、同様の話をしていた。
「トラフィックが多かった – それが我々の予選の致命傷だったと思う」とアロンソは嘆いた。
「11コーナーを出る前に、目の前にいたクルマのせいでタイムを失ったと思う。そして、最後のコーナーでは…そこには3台のクルマが停まっていて、ラップを始めようとしているところだった」
「誰も責められない。ここはモナコで、道が狭くてクルマは大きい。今日、僕たちは間違った時間に間違った場所にいた。そして、これはモナコでは非常に痛いことだ」
レースがどれほど難しくなるかについて聞かれると、彼は次のように答えた。
「ああ、かなり厄介だ。明日はクルマのパレードのようにになると思う。僕たちにできることは何もない。ここでは予選が重要だ。今日はうまくいかなかった。次はもっと上手くやる必要がある」
【関連記事】
- 【モナコGP予選】ルクレールがポールポジションを獲得 – Shiga Sports
- アロンソ、今週末のモナコの見通しを語る – Shiga Sports
- ペレスは、イモラは今シーズンの「特異なケース」だと主張 – Shiga Sports
- 【モナコGP土曜日】角田裕毅のコメントを紹介! – Shiga Sports
- マクラーレン、モナコでのパフォーマンスに慎重な姿勢 – Shiga Sports