メルセデス、カナダで今シーズン初の表彰台獲得

メルセデスは、両ドライバーの好パフォーマンスにより、カナダで合計34ポイントを獲得。ジョージ・ラッセルは今週の日曜日にポールポジションからスタートし、優勝には至らなかったものの、3位表彰台に上がった。

この3位により、ジョージ・ラッセルはチームに今シーズン初の表彰台をもたらし、F1キャリア10回目の表彰台を獲得。
一方、グリッド7番手からスタートしたルイス・ハミルトンは、4位でレースを終え、ファステストラップのボーナスポイントも獲得した。

「今日は、チームにとって良いポイントを獲得できた。今週末は上位に近づいた感触もあり、とても励みになる」とルイス・ハミルトンは述べた。

「ブラックリーとブリックスワースの皆に感謝したい。最近のアップデートを提供するために一生懸命働いてくれた。これにより、正しい方向に進むことができた。この進歩を続けるために必要な努力を続けていく」

一方、ジョージ・ラッセルは自身のパフォーマンスに少し失望しており、ポールポジションからスタートしたにもかかわらず、優勝できなかったことで、チャンスを逃したと考えている。「今日の自分自身に失望している」とラッセルはレース後に述べた。

「僕のミスが多すぎて、後退してしまい、優勝のチャンスを失ってしまった。本当にトラック上で限界まで挑戦した。とはいえ、3位で失望するのは良いことだ」

「ここ数レースで小さな一歩を踏み出している。カナダに来て、ポールポジションと表彰台を獲得したことは本当に励みになった。週末を通して最速のクルマの1台だったから、進歩している。たくさんのポジティブな点がある」

メルセデスのチーム代表であるトト・ヴォルフは、ここ数週間のメルセデスの進歩に満足しており、特にマシンのパフォーマンスの判断材料となる次戦のスペイングランプリで、この調子を維持できることを望んでいる。

「週末は励みになるものだった。最近、正しい措置を講じ、うまく機能するアップデートを導入した。グランプリごとにパフォーマンスが向上しているようだ」

「ブラックリーとブリックスワースの全員が信じられないほど一生懸命働き続けており、彼らの努力が今年初の表彰台という形で報われたのは素晴らしいことだ。この前向きな道を続けていけることを願っている」

「バルセロナに関しては、カタロニアはマシンを本当に試すサーキットだ。そこに行き、パフォーマンスの面でどこにいるのかを理解するのが楽しみだ」

カナダグランプリ後、メルセデスはコンストラクターズランキングで124ポイントを獲得し、カスタマーチームのマクラーレンに88ポイント差をつけられて4位につけている。

2024年F1コンストラクターズ選手権順位

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