フェルスタッペン、今週末のイギリスGPで強力な復活を目指す
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、前回のオーストリアで、65周目にマクラーレンのランド・ノリスとの接触により、最後の数周で潜在的な勝利を逃した後、今週末のイギリスグランプリで反撃を図る意向だ。
先週のオーストリアで「確実な」勝利に向かっているように見えたレッドブルのフェルスタッペンは、チームの失敗したピットストップにより、マクラーレンのランド・ノリスに追いつかれるという悪夢のようなレース展開となった。
ノリスがフェルスタッペンに十分近づくと、両者は激しいバトルを繰り広げたが、65周目の接触(フェルスタッペンが責任を負うと判断された)により、ノリスはリタイアを余儀なくされ、一方レッドブルのドライバーは5位でフィニッシュした。
イギリスグランプリを前に、フェルスタッペンは次のように述べた。「オーストリアは僕たちが望んでいた結果にはならなかった。チームと僕自身が本当に分析し、改善できるレースから学ぶべきことがたくさんある」
「レース中のミスが本当に高くついた。しかし、スプリントで勝利し、2回のポールポジションを獲得するなど、週末を通じて経験した良い瞬間も忘れてはいけない。僕たちは上手くいったことと、うまくいかなかったことの両方を分析している」
今年の第12戦が行われるシルバーストーンでは、フェルスタッペンは軌道修正を試みる。レッドブルがRB20の特別カラーリングを含め、スポーツ参戦20周年を祝う特別な週末となる予定だ。
フェルスタッペンは次のように付け加えた。「忙しいトリプルヘッダーの最後のレースだから、シルバーストーンで強力に復活したいと思う」
「これは特別なレースになる。マシンには新しいカスタムカラーリングが施される。僕たちはより強く戻ってきたいと思っていて、シルバーストーンの週末に向けて準備ができている。特にチームにとって20周年という記念すべき年であり、僕たちにとってはお祝いの機会だ」
イギリスグランプリを前に、レッドブルはコンストラクターズランキングで2位のフェラーリに64ポイントの差をつけてリードしている。ドライバーズランキングでは、マックス・フェルスタッペンが2位のランド・ノリスに81ポイントの差をつけてトップを維持している。
【関連記事】
- 【2024年F1第12戦イギリスGP】開催スケジュール – Shiga Sports
- ペレス、オーストリアでの難しいレースを悔やむ – Shiga Sports
- ジャック・ドゥーハン、イギリスGPのFP1にアルピーヌから出走 – Shiga Sports
- マルコ、ノリスのラジオでの「泣き言」に失望 – Shiga Sports
- メルセデス、イギリスGPでの表彰台を狙う – Shiga Sports