2024年F1イギリスGP金曜日:変化する天気とビッグニュース

Yuki Tsunoda Silverstone
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変化する天候の中、イギリスGP金曜日は注目すべき1日となった。ドライバーたちは断続的な雨の中でシルバーストーンを走行し、パドックはファンとの交流やブラッド・ピットとジョセフ・コシンスキー、ジェリー・ブラッカイマーが率いる映画クルーたちによる発表で大きな盛り上がりを見せた。

この日は、スタードライバーのシャルル・ルクレールルイス・ハミルトンが、それぞれ愛犬であるレオとロスコを連れて到着したことから始まった。ファンたちは、愛らしい犬たちとF1スターのどちらにより注目すべきか意見が分かれていた。熱心なイギリスのファンたちは、角田裕毅がパドックに入る際に歌を歌って迎えた。

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シャルル・ルクレールと愛犬のレオ

2025年夏に公開予定のブラッド・ピットの新作F1映画への期待が高まる中、日曜日のグランプリ中にティーザーが公開される予定だ。今日明かされた、この映画のタイトルは「F1(原題)」で、ワーナー・ブラザース・ピクチャーズによって世界中で提供され、2025年6月25日から世界各国で公開、北米では2025年6月27日に公開されるという。監督のジョセフ・コシンスキー、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマー製作の本作では、伝説の元F1ドライバーが復帰し、架空のチーム「APXGP」でレースに挑むという物語。ブラッド・ピットがベテランドライバーのソニー・ヘイズ役を、ダムソン・イドリスが若手チームメイトのジョシュア・ピアース役を演じる。様々なグランプリの開催地で撮影されたこの映画は、観客をF1の世界に没頭させることを目指している。

イギリスGP FP1

FP1は少し湿った条件で始まった。フェラーリとメルセデスのガレージの間に位置し、架空のチームであるAPXGPのガレージにも大きな注目が集まった。マクラーレンのランド・ノリスがイギリスグランプリのFP1セッションをリードし、アストンマーティンのランス・ストロールに0.1秒差でトップタイムを記録した。マクラーレンのセッションは、3位につけていたオスカー・ピアストリが油圧系の問題によりピット入り口で停止するというトラブルにも見舞われた。チャンピオンシップリーダーのマックス・フェルスタッペンは4番手タイムだった。

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序盤、角田裕毅が7コーナーで低速時にマシンのリアを失い、グラベルトラップに嵌まり、赤旗を引き起こしてしまった。この不運により角田はセッションの残りを欠場することになったが、幸いなことに車両に大きなダメージはなく、無事にピットレーンに戻された。このセッションでは、2025年にハースに加入予定のオリバー・ベアマンを含む、注目すべきリザーブドライバーの出場もあった。

イギリスGP FP2

ランド・ノリスが2回目のプラクティスセッションでトップタイムを記録し、オスカー・ピアストリが2番手、レッドブルのセルジオ・ペレスが3番手となり、マクラーレンが1-2フィニッシュを果たした。セッションでは雨の可能性を見越し、各チームはプログラムを完了させるために忙しく始まり、マックス・フェルスタッペンが当初ミディアムタイヤでペースを作った。強風により難しい条件であったにも関わらず、フェルスタッペンはソフトタイヤで一時的にトップに立ったが、その後ノリスが1分26秒549でトップを確保した。セッション終盤に雨が降り始め、チームはリスクを避けるために車両をピットに入れた。

Yuki Tsunoda Silverstone
Visa Cash App RB:イギリスGP FP2

角田裕毅はFP1でのスピンから復帰し、ソフトタイヤでタイムシート16番手につけた。チームメイトのダニエル・リカルドは19番手に留まった。両者とも土曜日の予選に向けて潜在的な設定を探るため、同じセットアッププログラムを使用していた。

角田裕毅のコメント

「FP1は週末の最初のセッションとしては理想的な始まり方ではなかった。FP2でも苦戦するとは予想していなかったよ」

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「明日予選でQ3に進出するには、あと少しパフォーマンスをみつける必要があるけど、今日は明日に向けて良いデータが得られたと思う」

「ここのサーキットの特性が、純粋にクルマとは合っていないんだと思う。僕たちのライバルである、特にハースはステップアップをしてきているし、僕たちももっとパフォーマンスを見つけ出さないといけない」

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Visa Cash App RBの角田裕毅

このコメントから、角田は各フリー走行での苦戦を認識しつつも、改善の余地を見出し、Q3進出を目指して努力を続ける姿勢が伺える。チームと共に車両のセットアップを最適化し、予選でより良いパフォーマンスを発揮することを目指しているようだ。

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