【イギリスGP決勝】ハミルトンが優勝
メルセデスのルイス・ハミルトンが、7月7日日曜日にシルバーストーンで行われた2024年F1第12戦イギリスGPで勝利を収めた。ハミルトンは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンとマクラーレンのランド・ノリスを抑えた。
その後ろは、オスカー・ピアストリ、カルロス・サインツ、ニコ・ヒュルケンベルグ、ランス・ストロール、フェルナンド・アロンソ、アレックス・アルボン、角田裕毅が2024年イギリスグランプリのトップ10を完成させた。
ペレスにペナルティ
土曜日の予選Q1でクラッシュした後、最後尾に落ちしたレッドブルのセルジオ・ペレスは、日曜日のシルバーストーンでピットレーンからスタートすることになった。彼のチームは予選での不振を利用して、マシンに新しいパワーユニットを搭載することを選択し、その結果ピットレーンからのスタートを余儀なくされた。
ガスリーがリタイア
アルピーヌのピエール・ガスリーは、ギアボックスに関連する問題のためリタイア。エンジンペナルティにより最後尾からスタートしなければならなかった彼にとっては大きな打撃だ。彼にとっては忘れたい週末となった…
雨の到来
日曜日のシルバーストーンで予想されていた雨が実際に降ってきた。レースをリードしていたジョージ・ラッセルは突然ペースを落とし、ますます湿っていくトラック上で、チームメイトのルイス・ハミルトンにオーバーテイクを許した。
このような厳しいコンディションの中、マクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリは、トラック上を飛ぶかのように走り、すぐに2台のメルセデスに追いついた。その後ノリスはレースの先頭に立ち、チームメイトのピアストリは2番手につけた。
2回目の雨が降った後、トップを走るドライバーたちは最終的にピットインし、インターミディエイトタイヤに交換した。これによりルイス・ハミルトンが2番手を取り戻し、マックス・フェルスタッペンは3番手につけた。
ラッセルがリタイア
マシンのペースを失い、雨が止んだ直後、ジョージ・ラッセルは最終的にマシンの冷却系の問題によりチームの指示によりリタイア。ポールポジションからスタートしたにもかかわらず、このような結果となってしまい、ラッセルはマシンを降りる際に失望を隠せない様子だった。
ハミルトン、104回目の勝利
太陽が戻ってきたことによりスリックタイヤに交換するための新たな一連のピットストップの後、メルセデスのルイス・ハミルトンがレースのトップに立つことに成功した。2021年のサウジアラビアグランプリ以来F1での勝利から遠ざかっていたハミルトンは、日曜日に自身のキャリア104回目の勝利を、地元の観客の前で達成した。
イギリスGP決勝の結果
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