フェルスタッペン「2位という結果が精一杯だった」

2024年F1オランダGP、地元でのレースでマクラーレンのランド・ノリスに20秒以上の差をつけられて2位でフィニッシュしたレッドブルのフェルスタッペンは、やや諦めの色を見せてメディアの前に姿を現した。

レースで素晴らしいスタートを切ったフェルスタッペンは最初のコーナーの前にリードを奪ったが、17周後にはマクラーレンのランド・ノリスが彼のマシンに迫り、バランスに苦しんでいたフェルスタッペンは自身のポジションを守ることが出来なかった。

「良いスタートを切った。今日は全力を尽くしたが、レース全体を通して、僕たちが十分に速くなかったのは明らかだった。だから、2位を目指した」とオランダGP終了後、フェルスタッペンは述べた。

「もちろん今日は勝ちたかったけど、すべてのレースで勝つことはできない。それでも2位に満足しているよ」

17周目に迫ってきたノリスと自身のクルマとのパフォーマンスの差について、フェルスタッペンは次のように付け加えた。「数周リードしたが、ペースについていけなかった」

「タイヤが持たなかった。単純にスピードがなかった。最初は守ることができたが、2回目は彼が物凄いスピードで戻ってきた。もう何もできなかった」

「クルマにバランスがなかった。アタックすることができず、クルマが曲がらなかった。2ストップ戦略では遅すぎたと思う。（2位という結果が）僕たちにできる精一杯のことだった」

オランダグランプリを2位で終えたにも関わらず、フェルスタッペンはドライバーズチャンピオンシップで大きなリードを保っている。

【関連記事】

【ラスベガスGP水曜日】リバティメディアがレース事業を強化