マルコ、高まるフェルスタッペン移籍の噂について語る
レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、メルセデスのチーム代表であるトト・ヴォルフがマックス・フェルスタッペンを自チームに引き入れようとしたのは当然だと考えている。トト・ヴォルフは最近、夏の間にフェルスタッペンの代理人と話をしたことを明かした。
マックス・フェルスタッペンは現在、ドライバーズランキングでマクラーレンのランド・ノリスに70ポイントの差をつけてリードしているが、フェルスタッペンが5レース連続で勝利を逃していることから、レッドブルを離れて他チームに移籍する可能性があるという憶測が高まっている。
トト・ヴォルフが最近フェルスタッペン陣営と話をしたという事実はこれらの憶測をさらに強めたが、ヘルムート・マルコによれば、フェルスタッペンの未来はレッドブルにあり、チームは彼に勝てるマシンを提供することだけに注力すべきだと言う。
「もし彼(トト・ヴォルフ)がマックスを獲得しようとしないなら、良いチーム代表とは言えないだろう。大きなチームは皆マックスを欲しがっていると思う」とヘルムート・マルコはInside Line F1ポッドキャストで述べた。
「F1ドライバーの契約にはすべて退出条項があり、主にパフォーマンスに基づいている」とヘルムート・マルコは、ヨス・フェルスタッペンが息子を他チームに移籍させることに興味を持っていると考える理由を尋ねられて強調した。
「ヨスに聞いてみる必要があるが、現時点でマックスはチャンピオンシップの獲得に集中している。チームもチャンピオンシップの獲得に集中しており、未来を見据える必要がある」
「2026年には新しいルールが導入されるので、誰が競争力のあるエンジンを持っているかは現時点では誰にもわからない。もちろん、2014年に起こったように、私たちが使用していたエンジン(ルノー)が突然50馬力不足で信頼性がなかったという経験があるので、何が起こるかわからない」
「しかし現時点では全てが明確だ。マックスは来シーズンレッドブル・レーシングのために走る。そして私たちは彼に勝てるマシンを提供しなければならない。そうすれば、これらの噂は直ちに止むと思う」
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