ノリス、フェルスタッペンとのバトルを振り返る
マクラーレンのランド・ノリスは、メキシコGPでのマックス・フェルスタッペンとのバトルについて振り返った。
マックス・フェルスタッペンがカルロス・サインツにトップの座を奪われた直後、ノリスもフェルスタッペンを抜いてサインツを追いかけようと試みた。しかし、4コーナーでコース外に押し出された後、フェルスタッペンは7コーナーと8コーナーでコース外から非常にアグレッシブな動きで追い抜きを仕掛けた。
この2つの出来事についてそれぞれ10秒のペナルティを科されたフェルスタッペンについて、ノリスは、フェルスタッペンは今や自分を犠牲にしてでも、ノリスに勝つことだけを考えているのではないかと考えている。
「ルールや指示、その他すべての面で言われたことを守ったが、うまくいかなかった」とノリスはプレスカンファレンスで述べた。「もちろん、彼はそれに対してペナルティを受けた。いくつかのインタビューで既に言ったように、僕は毎レース、マックス(フェルスタッペン)との激しいバトルを予想して臨んでいる」
「彼が勝とうが2位になろうが関係ないことは明らかで、彼の唯一の仕事はレースで僕に勝つことだ。そして(日曜日)のように、彼はそのために自分を犠牲にするだろう。でも僕は彼と良いバトルをしたい。彼が何度も見せてきたような、激しいバトルをしたい。でも、フェアなバトルをね」
「それは常に限界に近いものになるだろう。マックスとは常に厳しいバトルになる。彼は誰の人生も楽にはしない、特にこの時期の僕に対してはそうだ。でも日曜日は、フェアではなく、クリーンなバトルではなかった。そのため、彼は受けるべきものを受けたと思う」
ノリス「彼が限界を超えていたことは分かっているはず」
「今日は、衝突を避けることだけを考えなければならないような感じだった。それはレースで望むことではない」とノリスは続ける。「彼はチャンピオンシップで非常に強い立場にいる。遥か前を走っている。失うものは何もない。逆だと言う人もいるだろう。彼が全てを失う立場で、僕が全てを得る立場だと。でも、そうではない。僕にとってはそうではないんだ」
「僕は自分自身に集中している。日曜日は良い仕事をしたと思う。そして僕はそのすべてに満足しているし、週末全体に満足している。でも、それをコントロールするのは僕の仕事ではない。彼はドライビングの仕方を知っているし、日曜日は少し限界を超えていたことを、彼も分かっているはずだ」
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