FIA、スタート手順とタイヤ空気圧を最終結果発表前に調査

レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、グリッド17番手からスタートし、天候条件や様々な規則に混乱をもたらした波乱に富んだブラジルGPで優勝を果たした。フェルスタッペンの勝利には調査は入っていないが、ブラジルグランプリ終了後、複数のドライバーの状況がFIAによって詳しく調査されている。

メルセデスのタイヤ空気圧が問題に

メルセデスは現在FIAによる聴取を受けているが、チームからの説明を聞いた後、決定が下されるまでにどれくらいの時間がかかるかは不明だ。

赤旗によるレース中断時にグリッド上でタイヤが交換された後、規定された空気圧ガイドラインを守らずに走行したとして、メルセデスが非難されている。

4位のジョージ・ラッセルがこの調査の主な対象となっている。ルイス・ハミルトンは困難なレース展開となり、10位でフィニッシュ。ハミルトンの場合、1ポイントのみが関係している。

ストラテジストや気象学者が最も忙しい午後を過ごしたと思われるかもしれないが、スチュワードたちも多くの仕事を抱えている。

FIAはすでにレース中の一連のインシデントを調査し、タイムペナルティを科しているが、彼らの仕事はまだ終わっていない。

スチュワードたちは、中止されたスタート後、グリッドに留まるべきだったにもかかわらず、2回目のフォーメーションラップに向かったノリス、ラッセル、角田、ローソンについても判断を下さなければならない。

フォーメーションラップでのランス・ストロールのコースアウト後、これらのドライバーが有効な規則に従わなかったことにより、グリッドからのスタート手順全体が大きく乱されることとなった。

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