コラピント、予選での大クラッシュでレース出場が不確実に
ウィリアムズのフランコ・コラピントは、ラスベガスの予選で壁に激しく衝突し、大きな衝撃を受けた。幸いにも、コラピントは自力でマシンから脱出できたが、このような衝撃によりグランプリへの参加が危ぶまれている。
Q3進出を目指して戦っていた際、フランコ・コラピントは16コーナーのインサイドの壁に接触し、その後反対側の壁でマシンを大破させた。コラピントが経験したGフォースが示すように、非常に激しい衝撃だった。
「予選中、フランコ(コラピント)は50G以上の大きな衝撃を受け、医療検査が必要となった」とウィリアムズは声明で発表。
さらにチームは、コラピントがラスベガスグランプリのスタートに適格かどうか確実ではないと述べている。
「この規模の衝撃は明らかに重大で深刻なものであり、レースに参加する適性があるかどうかを知る前に、明日再度検査を受ける必要がある」と声明は続いた。「フランコの健康が最も重要であり、それ以外は元気であることを嬉しく思う。できるだけ早く状況をお知らせする」
ボウルズ「彼の健康が絶対的な優先事項」
ジェームス・ボウルズはこのクラッシュについて言及し、コラピントの健康が優先事項であると述べた。ボウルズは、コラピントがグランプリに参加できる場合に備えて、マシンをレース可能な状態にすることも示唆している。
「ご存知の通り、フランコはQ2で素晴らしいラップを刻んでいる最中に大きなアクシデントに見舞われた。50G以上のクラッシュは常に深刻だ」と予選後、ウィリアムズのXアカウントで公開された動画でボウルズは述べた。「彼はメディカルセンターに行った。現在はホテルで一晩休息を取っている」
「彼は明日検査を受け、レースに参加する適性があるかどうかが判断される。その間、彼のマシンは修理中で、シャシーは交換中だ。我々はフランコが明日レースに参加できる場合に備えて、準備を整える」
「言えることは、彼の健康が絶対的な優先事項だということだ。カーボンファイバーは修理でき、金属やマシンは作り直すことが出来る。しかし、このような状況では人の健康は取り戻せない。より多くの情報が得られ次第、明日お知らせする。今のところ、今夜は多くの作業が待っている」
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