ラッセル「1周目でフェルスタッペンとの接触を予想していた」
カタールGPでポールポジションからスタートしたメルセデスのジョージ・ラッセルは、1周目にマックス・フェルスタッペンとの接触を予想していたことを認めた。
ジョージ・ラッセルは、予選で低速走行のペナルティを科されたマックス・フェルスタッペンからトップの座を譲り受けた。その後、フェルスタッペンは土曜日にペナルティを求めてスチュワードに訴えたラッセルを非難した。
トップの座を取り戻そうとする意欲的なフェルスタッペンに対し、ラッセルはレース後、1周目での接触を予想していたと告白した。
「正直なところ、接触を予想していたが、結局ルイス(ハミルトン)と僕が酷いスタートを切ったことで、彼の仕事を楽にしてしまった」とラッセルは述べた。
「彼にとってはかなり簡単なオーバーテイクで、それは我々にとって少しフラストレーションになった。マシンが速い時は全てが上手くいくように見えるのに、ペースがない時は全てが裏目に出るのは不思議だ。今日はその良い例だった」
ラッセルの4位フィニッシュ
完全に失敗したピットストップとセーフティカー後の違反による5秒ペナルティにもかかわらず、ラッセルは非常に重要な4位でフィニッシュした。
「レースの展開を考えると、4位はおそらく良い結果だと思う。このスポーツは一日ですべてが変わってしまうのが面白いところだよね」とラッセルは付け加えた。
「金曜日は完璧で、土曜日は素晴らしい一日だったが、今日はペースがなかった」
「最高でもマックス(フェルスタッペン)とランド(ノリス)に0.2か0.3秒差をつけられていた。スタートは悪く、遅いピットストップがあり、ペナルティもあった。正直なところ、なぜ受けたのかも分からない」とラッセルは締めくくった。
この結果により、ラッセルはドライバーズランキング6位の座を確固たるものにし、チームメイトのルイス・ハミルトンに24ポイントのリードをつけている。
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