ホーナー、ホンダとのパートナーシップ、マクラーレンの成功、そして2025年への展望を語る
2024年F1最終戦アブダビGP終了後、レッドブル・レーシングのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーが、激戦を繰り広げたシーズンを振り返り、未来への計画について語った。
アブダビで今シーズンのF1が劇的に幕を閉じた後、ホーナーはメディア対応を行い、熾烈な競争、ホンダとの成功したパートナーシップ、そして今後の準備について振り返った。また、ホーナーはマクラーレンのコンストラクターズチャンピオンシップ優勝を称え、2025年に向けた期待を高めた。
マクラーレンへの祝福と2025年への展望
ホーナーは2024年におけるマクラーレンの成果を称え、その安定したパフォーマンスと効果的なチームワークを評価した。
「今日はマクラーレンの日だ。彼らにこの瞬間を楽しんでもらいたい。ザク(ブラウン)、アンドレア(ステラ)、ジェフ、株主、そしてチーム全体におめでとうと伝えたい。今シーズン6勝を挙げ、コンストラクターズチャンピオンになったことは素晴らしい成果だ」と述べた。
ホーナーはまた、両ドライバーが頻繁にフロントローからスタートできたことが、彼らのチャンピオンシップ成功に決定的な役割を果たしたと指摘した。
ホンダとのパートナーシップ:最後の章
2025年はレッドブルとホンダのパートナーシップの最終年となるため、ホーナーは自チームの成功におけるホンダの重要な役割についても触れた。
「ホンダは今年も素晴らしい仕事をしてくれた。私たちが防衛したドライバーズチャンピオンシップを含む成功の鍵を握っていた」と語った。
さらに、パートナーシップの最終年において勢いを維持することの重要性を強調した。
「来年は、これまで非常に成功したパートナーシップを続けるべく、全関係者が決意を新たにしている。パフォーマンスと信頼性は、フォードとの自社エンジン導入を控えた2026年に向けても引き続き重要だ」
角田裕毅がレッドブルでテスト
ホーナーは、現在Visa Cash App RB(VCARB)で走る角田裕毅がシーズン終了後のアブダビでレッドブル・レーシングのテストに参加することを明かした。ただし、2025年のマックス・フェルスタッペンのパートナー選びには影響を与えないことも明言。「これは裕毅(角田)にとって素晴らしいチャンスであり、彼の成長に貢献したホンダへの感謝を示すものだが、来年のドライバーラインナップには関係ない」と説明した。このテストは、ホンダの元ジュニアドライバーの進歩を認める善意のジェスチャーと見なされている。
シーズンへの感謝
ホーナーは、チームの努力とシーズンを通じてメディアから受けたサポートに感謝を述べた。「24レースを数えると、エンジニアやスタッフがサーキットで過ごす日数は約100日に達する。それはメディアの皆さんにも当てはまる。これまでのサポートに感謝したい」と述べ、良い休日と新年を願った。
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