フェルスタッペン、メルセデスとの建設的な会話を認める
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、名門チームであるメルセデスとの間で「非常に建設的な会話」が行われたことを明かした。彼がメルセデスに移籍する可能性について注目が集まっている。
今年2月、ルイス・ハミルトンが2025年からフェラーリに移籍することが発表され、メルセデスは新たなリーダー候補としてマックス・フェルスタッペンに強い関心を示していた。チーム代表のトト・ヴォルフもフェルスタッペンへの興味を公に表明。フェルスタッペンはそのキャリア初期にメルセデスのジュニアプログラムとも交渉していた過去があり、復帰の可能性が議論されていた。
しかし、メルセデスは最終的にフェルスタッペン獲得を断念し、若手のアンドレア・キミ・アントネッリを昇格させる方針を選択。また、ヴォルフはチーム内部の育成に注力する考えを示し、フェルスタッペンとの将来的な契約についても否定的な姿勢を見せた。
忠誠を誓うフェルスタッペン
オランダの放送局Viaplayとのインタビューで、フェルスタッペンはこれらの交渉について振り返り、自身のF1キャリアの将来を真剣に考える重要性を語った。そして彼は、現在所属するレッドブルに忠誠を誓い、来シーズンのさらなる成功を目指す決意を明らかにした。
「他の大きなチームは確かに興味深いが、僕は今、非常に大きな成功をともに築いてきたチームに所属している。それは、僕にとって第二の家族のような存在だ」とフェルスタッペンは語った。
「僕たちは今でも率直な話し合いを続けている。今回も非常にオープンで誠実な対話ができたと思う。でも、僕は現在のチームにすごく満足しているし、ここが居心地の良い場所だと感じている」
フェルスタッペンは最後に、こう締めくくった。「まだ僕は若いし、これから何が起こるか分からないけど、今は目の前のレッドブルでの挑戦に集中したいと思っている」
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