メルセデス、2025年からアディダスと新パートナーシップを開始
メルセデスは、アディダスと複数年にわたるパートナーシップを正式に締結した。この提携により、アディダスは2025年シーズンからメルセデスの公式ウェアサプライヤーとなる。一方で、このコラボレーションは、これまでのプーマとの関係に終止符を打つことになる。
アディダスは、パフォーマンスとスタイルに重点を置いたウェアコレクションを提供予定だ。このコレクションは、ドライバー、メカニック、エンジニアなど、チーム全体のニーズに応えるものとなる。
「このパートナーシップは、コンマ1秒が勝敗を分けるスポーツに新たな視点をもたらすだろう」と、メルセデスは声明で述べた。
さらにアディダスは、メルセデスファンのために特別デザインされた衣類やアクセサリーなどの限定商品を提供する予定だという。
この提携は、ドイツ代表サッカーチームとのスポンサー契約を失ったアディダスにとって、新たな戦略的な一歩となるだろう。
メルセデスの新たなスタート
メルセデスのチーム代表であるトト・ヴォルフは、アディダスとの新たな協力関係について以下のようにコメントした。
「次の章に踏み出すにあたり、我々の意図を明確に示す必要がある。アディダスは最高のパフォーマンスを追求しながら、スタイルと洗練へのこだわりも共有する象徴的なブランドだ。この提携は、チームウェアとファンウェアの概念を再定義する画期的な取り組みだ。アディダスとともにチャンピオンシップ獲得を目指し、一丸となって努力できることを楽しみにしている」
アディダスのCEO、ビョルン・グルデンも、この提携についてコメントを寄せた。
「モータースポーツの世界に戻れることを大変嬉しく思う。特にF1への関心が近年大きく高まっている。この提携により、新たな消費者にリーチし、スポーツやストリートカルチャーに多大な影響を与えることができるだろう」
また彼は、「F1史上最も成功したチームの1つであるメルセデスAMGペトロナスF1チームのオフィシャルパートナーとして、スリーストライプスをF1の世界に紹介できることを誇りに思っている」と述べ、以下の言葉で締めくくった。
「メルセデスをサポートし、共に勝利を目指していくことを楽しみにしている」
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