ホンダ F1エンジン開発の苦戦発言に対し、ホーナー氏が反応
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レッドブルF1チーム代表のクリスチャン・ホーナー氏は、2026年シーズンに向けてホンダが新パートナーのアストンマーティンに「競争力のある」パワーユニットを提供できるとコメント。これは、HRC(ホンダレーシング)の渡辺康司社長が、新規則への対応に苦戦していると語ったことを受けての発言だ。
2025年シーズンはホンダとレッドブルの黄金期の最後となる。2026年からは、F1史上最大級の技術革新となる新規則が導入され、50%の電動化や持続可能燃料、アクティブエアロなどが採用される。
ホンダの渡辺社長は最近のデイトナ24時間レースで、「355kWのコンパクトなモーター開発や軽量バッテリー、小型で大出力のエンジンなど、すべてが難しい課題だ」コメント。
これに対し、ホーナー氏は、「ホンダは一度プロジェクトを解散して再開したため、時間的なロスはあったかもしれない。しかし、彼らは非常に優れた技術力を持っている。2026年には必ず競争力のあるパワーユニットを作り上げるだろう」と述べた。
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レッドブル自身も2026年に向け、フォードと組んで初の自社製パワーユニット開発に取り組んでいる。ホーナー氏はこれを「フェラーリの75年、メルセデスの30年という経験に挑戦する途方もない課題」としながらも、「適切な人材と精神があれば達成できる」と意欲的な態度を示している。
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