スライエム、チームラジオの「カット」を検討
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国際自動車連盟(FIA)の会長であるモハメド・ビン・スライエムは、F1ドライバーによる暴言を取り締まる一環として、チームラジオの生放送を「カット」する可能性があることを示唆した。
F1における暴言の問題は近年、重要な議論の的となっており、ビン・スライエムはドライバーの不適切な発言を抑制するため、強い姿勢で臨んでいる。
昨年、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、シンガポールでのFIAプレスカンファレンスで暴言を使用したことにより、「社会奉仕活動」を2024年末までに行うことを命じられた。
また、フェラーリのシャルル・ルクレールもメキシコでのプレスカンファレンスで暴言により罰金を科されたが、即座に謝罪したことでより厳しい処分は免れた。
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2025年、FIAは新たな行動指針を導入。暴言や運営への批判などの違反行為に対し、ポイント剥奪やレース出場停止につながる可能性のある厳しい処分を設けた。
スペインのハラマ・サーキットでFIA幹部会議に出席したビン・スライエムは、暴言を根絶するための新たな措置について、「チームラジオをカットすることも検討している。プロモーターと協力して実施できることは多くある」と述べた。
さらにスライエムは「ドライバーたちは、自分たちをここまで導いてくれたスポーツのルールを尊重しなければならない」と強調した。
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