ハミルトン「マシンの限界を探る過程」と説明

フェラーリのルイス・ハミルトンが、バルセロナでのテスト中に起きたクラッシュについて、マシンの限界を把握するための必要なプロセスだったことを示唆した。

ハミルトンは、バルセロナのカタロニア・サーキットでのフェラーリ初テスト2日目にアクシデントに見舞われた。このテストは、F1規則で認められている年間1,000kmの私的テスト走行の一環として実施されたもので、フェラーリは2023年型マシンを使用し、ハミルトンの新シーズンへの準備を支援した。

初日は順調な走行を見せていたハミルトンだが、2日目にSF-23をターン12でクラッシュ。この影響で、シャルル・ルクレールの走行時間が失われ、翌週に予定されていたピレリのタイヤテストにも影響を及ぼすこととなった。

クラッシュの詳細や映像は公開されていないものの、ハミルトンは公式インタビューの中で、このテストについて言及。「やってしまったね、それは確かだ」と笑いながら、マシンの限界を探ることの重要性を強調した。

「このテストの機会に感謝している」とハミルトンは語った。「テスト日数が限られていたので、できるだけ早くマシンの限界を理解する必要があった。とても楽しい経験だったよ」

さらに「毎日が新しい発見の連続だ。まだやるべきことは多くあるが、この短い時間の中で、できる限りのことはやり切れたと思う」と、ハミルトンは締めくくった。

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