ハミルトン「フェラーリの歴史の一部になりたい」タイトル獲得に意欲
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ロンドンのO2アリーナでのイベントで、ルイス・ハミルトンの目の輝きと表情は、F1デビューを控えるルーキーに匹敵するほどの期待を見せていた。356戦出場、105勝を誇る7度の世界チャンピオンがそれほどの興奮を見せるとは予想外だった。
フェラーリF1の本拠点であるマラネロで行われたメディアセッションで、ハミルトンは19年目のF1シーズンに向けた熱意とポジティブな姿勢を示した。
「世界選手権を獲得した2つのチームでの経験があるので、勝利するチームがどのようなものか分かっている。フェラーリでは、全員が非常に冷静なアプローチを取っており、誰も自分が完璧だとは思っていない。『常に改善しなければならない』という考え方を持っていて、何一つ偶然に任せていない」と語った。
また、すでにチーム愛を表す発言をしたハミルトン。「目指すのは8度目のタイトル獲得ではない。私にとっての、フェラーリでの初めてのタイトル獲得だ。このチームの歴史の一部になりたいと思っている」と話した。
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チームメイトのルクレールについては「私たちは素晴らしい関係を持っていて、彼は非常に優れたドライバーだよ。シャルル(・ルクレール)はまだ27歳で、年齢の割に非常に成熟している。27歳の時の自分よりも成熟していると思う。彼に勝つのは簡単ではないが、チームが正しい方向に進むよう、共闘していきたい」と語った。
一方、ハミルトンはイタリア語の習得にも取り組んでいるようだ。「長年、別の言語を学ぶことを夢見てきた。私がチーム全員を気にかけていること、みんなに馴染むためにできることは何でもする意欲があることを、皆に知ってほしい。難しい挑戦だけど、マラネロのファクトリーで過ごす時間が好きだ。毎日イタリア語を練習する機会にもなるからね」と述べた。
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