フェルスタッペン、余力ありのF1スペインGP初ポール「レールの上を走行」

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マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、2023年F1第8戦スペインGP予選でトリッキーなコンディションに苦しむ他のドライバーを尻目に、“オン・ザ・レール”感覚のマシンで悠々とポールポジションを獲得した。

フェルスタッペンは3回のプラクティスですべて最速を記録していた。Q1では、雨が降り始め、バルテリ・ボッタスがグラベルにはみ出して一時赤旗になる前に、トップタイムを記録していた。

Q1ではファステストラップを更新することはできなかったが、雨が上がるとQ2、Q3ではさらにタイムを上げ、最終的には1分12秒272のラップでポールポジションを獲得した。

2回目のアタックで区間ベストを記録していたが、途中にポールが確定したことで後半は流したにも関わらず、P2スタートでライバルであるフェラーリのカルロス・サインツにほぼ0.5秒差をつけた。

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「この週末は、今のところ楽しい。クルマはとてもいいパフォーマンスを発揮しているけど、もちろん、常にあちこちに改善点を見つけようと努力している」とパルクフェルメでメディアのインタビューに応じたフェルスタッペンは語った。

マックス・フェルスタッペン、スペインGPにて

「予選は天候に翻弄されて始まったけど、乾き始めたらマシンはレールの上を走っていた」

「1本目はすごく速かったし、2本目ももちろん走ったし、もっと良かったんだけど、タイヤを温存するためにラップを中止するように言われた」

「ミスをしないように、正しいタイミングでコースに出る必要があった」

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「最後のQ3ではマシンのポテンシャルに余力があったから、やっと限界までプッシュすることができた」

「運転するのは本当に楽しかった。バルセロナに来るのは大好きだし、サーキットもファンも大好きだ」

「ここには素晴らしい思い出がたくさんある」とフェルスタッペンは、トロロッソから昇格後の2016年にレッドブル・レーシングとの初レースで優勝したことを思い出しながら語った。

「もう1つ(勝利を)追加できることを願っているけど、タイヤの摩耗には気をつけないとね」

彼にとってここが新しいことのひとつは、15年前に設置され、大いに嫌われた厄介な最終シケインが取り除かれて再整備された最終セクションである。フェルスタッペンは、この新しい外観の大ファンだ。

「最終コーナーに入ると、F1マシンが本当に生きてくるので笑顔になるね」

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