アロンソ、アストンマーティンの低速での課題について語る

フェルナンド・アロンソは、チームの厳しい週末を受け、今シーズンのアストンマーティンが直面している主要な課題について率直に語った。
アロンソとチームメイトのランス・ストロールは、バーレーングランプリでそれぞれ落胆の15位と17位に終わり、シーズン最初の4レース後、2度のF1チャンピオンであるフェルナンド・アロンソは無得点の状態に置かれている。これは2017年以来の彼にとって最悪のシーズンスタートとなっている。
アロンソは、マシンの問題は「あらゆる場所にある」と述べつつも、チームが早急に改善したい特定の領域があることを指摘した。
「低速は、オーストラリア、日本、中国でのレースで大きな弱点だった」とアロンソはメディアに語った。「バーレーンもあた低速の問題があり、最も競争の激しい週末だった。それがチームが集中しなければならないことだ。僕たちはできる限りのことを試す」
具体的にアロンソは低速域での問題について説明し、次のように付け加えた。「車が低速で死亡したかのように感じるこの問題は僕たちが昨年抱えていたよく知っている問題、そして今年も解決できずにまだ残っている」
「だから一刻も早く改善しなければならない。かなり困難な週末だった。一刻も早くマシンを改善する必要がある。それは単なる低速ではなく、他にも課題がある様に感じる。今週末のサウジアラビアグランプリは僕たちにとってもう少し有利になると思うが、今年のポイント獲得は難しいようだ」
ベテランドライバー、アロンソは、サウジアラビアの高速コーナーが多いジェッダ・コーニッシュ・サーキットでは状況が若干改善する可能性を示唆しているが、シーズン全体での競争力回復には大幅な改良が必要であることを認めている。チームは現在、マシンの基本的な問題に対処するための包括的な開発計画に取り組んでいるとされる。
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