主要3チームがジェッタからアップデートを導入

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F1の主要4チームのうち3チームを含めた複数のチームが、ジェッダでの2週連続のレースウィークエンドでマシンにアップグレードを導入することを表明。

フェラーリ、マクラーレン、レッドブルの3チームは今週末のレースに向けて新パーツを用意。中でもレッドブルは、直近に開催された3グランプリすべてでアップグレードを行なっている。

一方、メルセデスは1ヶ月前のオーストラリアでシーズンが始まって以来、新パーツを一切導入していない。

レッドブルは問題を抱えるRB21の改善に引き続き取り組んでおり、今回は高速サーキットのジェッダに合わせたパフォーマンス調整を目的とした2つの変更を行った。このコースではピークダウンフォースよりも効率性が重要視される。彼らはマシンにより薄型のリアビームウイングを装着し、今年これまでで最も暑いレースの一つとなる見込みのジェッダでオーバーヒートのリスクを減らすために、エンジンカバーのベント(通気口)を大きくした。

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フェラーリもジェッダサーキットに最適化したリアウイングに焦点を当てている。チームは設定オプションを増やすためにトップリアウイングフラップのコード長を短くし、昨年の低ダウンフォーストラックで使用したトップウイングとロワービームウイングを持ち込み、新デザインと比較してさらに低ドラッグのオプションを用意した。

一方、マクラーレンはより一般的なマシン改良に焦点を当てている。現在、コンストラクターズランキングの首位に付けているマクラーレンはMCL39のディフューザーに新バージョンを導入してダウンフォースを増加させ、効率性を向上させるためにリアブレーキダクトウイングレットに改良を加えた。

上記3チーム以外でも、アップデートが導入される予定だ。ザウバーは今週末、広範囲な新パーツパッケージを持ち込み、上部空力部品だけでなく、より多くのダウンフォースを生み出すことを期待するフロア改良も含まれている。C45のフロントおよびリアウイングの変更はドラッグ低減を目的としている。

アストンマーティンとハースもより低ドラッグのリアウイングフラップを用意し、ハースはマシンのバランスを確保するためにフロントウイングにも調整を加えている。ウィリアムズとアルピーヌは、メルセデスと同様に変更を行っていない。

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