ガスリー大胆な宣言「2026年以降、アルピーヌでタイトルを狙える」

ピエール・ガスリーが自身の野望を改めて表明した。フランス出身のガスリーは、2026年に新エンジン規則が施行されるタイミングでアルピーヌと共に世界チャンピオンを目指している。
ガスリーは、来シーズンからメルセデスエンジンの恩恵を受けることになるエンストーン拠点のアルピーヌの可能性について、再び自信を示した。彼によれば、この規則変更はF1の勢力図を塗り替える大きな機会となり、アルピーヌにとって躍進のチャンスとなる可能性がある。
この見解はラルフ・シューマッハ氏も賛同を示している。元ドイツ人ドライバーであるシューマッハ氏はアルピーヌの将来に明るい見通しを持っている。彼はアルピーヌがガスリーの安定したパフォーマンスだけでなく、チームの技術的可能性や、フラビオ・ブリアトーレ氏の組織内での影響力増大により、過去4年の世界チャンピオンであるマックス・フェルスタッペンにとっても魅力的な選択肢になり得ると考えている。
ガスリーはアルピーヌが2026年からトップを狙えるポテンシャルを持ち、世界タイトルを争う武器を有していると確信している。
「来年から世界チャンピオンを狙えると言える」とガスリーは特定のメディアに語った。「アルピーヌはスターティンググリッドの最前線で戦うために必要なものを揃えていると思う」
29歳のガスリーは、バーレーンGPでの堅実なパフォーマンスを経て、自信を深めてサウジアラビアに到着した。予選5番手からスタートしたガスリーは、グリッドを維持し、シーズン最初のトップ10入りとなる7位でレースを終えた。
この励みになる結果にもかかわらず、ジェッダGPに近づくにつれ、異なる特性を持つコースでのアルピーヌの潜在的な課題を予想している。
「このサーキットは全てが少し繊細で、僕たちにとって少し難しいかもしれないことを知っているが、同時に、僕たちは何に対処しないといけないかを理解している」とガスリーは付け加えた。「これが僕たちが経験から学んだことであり、僕たちはこれらと共に戦わなければならない。理論上は、このコースがエネルギー管理の面で非常に厳しいことを理解しているが、今は僕たちが持っているものを最大限に活用して戦うことが何より重要だ」
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