角田、父のインタビューについて語る「自分は自分」

2025年モナコGP木曜日、角田裕毅のメディア対応はマックス・フェルスタッペンとは対照的だった。イモラでの大クラッシュによりピットレーンからレースをスタートするという厳しい状況であったにも関わらず、エミリア・ロマーニャGPでは見事にポイントを獲得した角田。しかし、レッドブル内での立場や将来に向けて、より高い安定性と結果が求められている。
この日、角田は明らかに自身に対する厳しいプレッシャーを感じているのか緊張した様子だった。
イモラでのクラッシュについては、「突然アプローチを変えたわけじゃない。常に限界を攻めてる中で、あのクラッシュは100%が自分の責任じゃない」とコメント。
「セットアップの変更でマシンの挙動が大きく変わってしまう。2022年以来、ああいうクラッシュはなかったけど、今後はもっと慎重に進めていく」と冷静に振り返った。
それでも予選でのスピードには手応えを感じている様子で、「マックス(フェルスタッペン)ともそこまで差はなかった」としつつ、「まだまだ学ぶべきことが多い。彼はマシンの限界を完全に理解してる」と敬意も見せた。
チーム内での成長については、「想像していたより難しい部分があった。最初は思ったよりうまくいくこともあったけど、セットアップの安定性を見つけるのは想像以上に大変」と明かした。
角田の父へのインタビューは…?
また、日本メディアで話題となった自身の父親のインタビューについて聞かれると、「正直、気にしてない」と一言。「彼の話は彼の話。自分は自分」と距離を置いた発言が印象的だった。
最後に、モナコでのアプローチについては、「とにかく慎重に、徐々に組み立てていく」と語り、「イモラや他のサーキットとは違って、ここには逃げ場がない。攻めすぎは禁物」と気を引き締めていた。
なお、今週末は最新スペックのマシンが受け取れないことも明かしたが、「大きなアップグレードではないし、時間がかかるだけ」と前向きな姿勢を見せた。
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