ピアストリ、マクラーレンの方針に関して「最もフェアだ」

オスカー・ピアストリは、マックス・フェルスタッペンに対する勝算を弱める可能性があるにもかかわらず、両ドライバー間でのバトルを許可するマクラーレンの方針を支持すると語った。
ピアストリは現在、第8戦モナコGPを前にチームメイトのランド・ノリスに対して13ポイントのリードを保っている。また、ライバルのフェルスタッペンはノリスからわずか9ポイント差の位置につけており、ピアストリを除けば誰よりも多くのレースで勝利を収めている。
昨年、マクラーレンはコンストラクターズタイトルを制したが、ドライバーズタイトルはフェルスタッペンが獲得した。ピアストリは、マクラーレンが再びコンストラクターズタイトルを獲得する一方で、フェルスタッペンが今年のドライバーズタイトルで彼らを打ち負かす可能性について「それは十分にあり得ることだ」と認めた。
しかし、ピアストリは自分とノリスの両方が、マクラーレンに平等な勝利の機会を与えてもらいたいと考えていると述べた。
「ガレージの両サイドで、我々は最高のドライバー、最高のチームとして勝利したいと思っている。それにはチーム内での戦いも含まれる」と彼はBBCに語った。「常に実力で物事を勝ち取りたいと思うし、チームメイトを含むすべての相手を打ち負かすことができるようになりたい。チームは、ランド(ノリス)と僕が個人的な目標であるドライバーズタイトルを獲得できるように最良のチャンスを与えてくれるし、それによって同時にチームにとっての主要な結果であるコンストラクターズタイトルも達成できる」
昨年、ノリスがフェルスタッペンの大幅なチャンピオンシップリードを覆そうと奮闘していた際、マクラーレンはシーズン後半になってからピアストリをチームメイトのサポートに回らせた。ピアストリは7月のハンガリーGPでノリスを抑えて勝利したが、4か月後のインテルラゴスでのスプリントレースでは順位を譲って彼を勝たせた。
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「もしマックス(フェルスタッペン)に負けることになったとしても、もちろんそれは悔しいことだけど、我々両方が同じチャンスを持ち、そこにいるすべての相手とレースをして、それがたまたまそのような結果になったのだと理解できる」と彼は述べた。
「僕たちにとって、それが最も真摯で、最もフェアなレースの進め方であり、それこそが僕たちが求めてきたものだ」
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