ワシェ氏、角田の新パーツ適応力を絶賛 「即座にパフォーマンスを発揮」

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2025年F1ベルギーGPの予選でレッドブル傘下4台全てがトップ10入りを果たす中、注目は角田裕毅に集まった。困難な条件下での彼のパフォーマンスは、チームの技術責任者であるピエール・ワシェ氏からも称賛を受けた。
レッドブル・レーシングのテクニカルディレクターであるピエール・ワシェ氏は、今週末スパ・フランコルシャンで導入された新しいフロアとセットアップ変更への角田の迅速な適応を高く評価した。
「角田は新しいフロアで良いパフォーマンスを見せた」とワシェ氏は語った。「特にQ2では素晴らしい仕事をし、本当に前進したことを示した。最も感心したのは、この新しい構成のマシンでの経験がないにも関わらず、すぐにパフォーマンスを引き出したことだ」
「フロアを変更し、マシンのバランスを少し調整した」とワシェ氏は付け加えた。「事前のテストなしでも、彼はすぐに適応した。リアウイングについては、明日の雨の可能性に備えて、ダウンフォースを少し増やした」
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しかし、すべてのパーツが同等に供給されているわけではなかった。角田が新しいフロアの恩恵を受けた一方で、古いリアウイング仕様を使用していたことが後に明らかになった。
これはレッドブルのガレージ内での優先順位がはっきりしていることを示唆する。しかし、決勝で予報通り雨が降れば、両ドライバーとも良いポジションでレースを終えることが期待されている。
シニアアドバイザーのヘルムート・マルコ博士も、予選での角田のパフォーマンスを評価。レッドブルレーシングへの移籍以来初めて、「チームの成功への真の貢献者」と認めた。
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