ガスリー、アルピーヌ苦戦シーズンの厳しい終盤戦を覚悟

Pierre Gasly HUn
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ピエール・ガスリーは2025年シーズン後半戦について「苦しい」展開を予想している。アルピーヌは現在、グリッド上で最も遅いマシンの一つを抱え、常にグリッド後方に沈んでいる状況だ。2024年のコンストラクターズチャンピオンシップで6位だった同チームは、夏季休暇時点で最下位という厳しい現実に直面している。

ガスリーは今シーズン4回のレースでポイントを獲得しており、イギリスグランプリでは6位入賞を果たした。しかし状況をより困難にしているのは、セカンドシートでのポイント獲得がゼロという事実だ。ジャック・ドゥーハンとフランコ・コラピントが相次いで起用されたが、後者は13位以上の結果を残せずにいる。

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ハンガリーグランプリ終了後、ガスリーは残り10戦での実質的な改善は期待できないと語り、マシンの大幅なアップデートは予定されていないことを明かした。

こうした厳しい現実を認めながらも、ガスリーは将来への準備の重要性を強調している。その目的はルノーブランドが次期レギュレーションサイクルを最良の条件で迎えることにある。アルピーヌは自社エンジンを放棄し、顧客チームに供給されるメルセデスパワーユニットの採用に向かっている。

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「とても良いレースだった。ただ、僕たちは遅すぎた」と彼はブダペストでのレースについてF1.comに語った。「来年はチームと一緒にもっといい仕事をしたいだけ。来年はより激しい戦いになることを知っている。今年は難しいことを知っていて、僕たちが望んでいたレースでないという不満を持ちたくない。僕たちは自分の運転に集中し、チームにとって最高の仕事をしようとしている。今シーズンは年末まで簡単ではないが、来年も全力を尽くすだけ」

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