F1 2027年:クウェート人投資家が率いるケータハム復活プロジェクト

スポンサーリンク

ケータハムという名前が、2027年にF1で驚きの復活を遂げる可能性が浮上している。

かつてチーム・ロータスの名前でF1に参戦し、2010年にケータハムに改名されたこのチームは、財政難により2014年にチャンピオンシップから撤退した。参戦した5シーズンを通じて、チームはわずかなポイントも獲得することができず、ヴァージン/マナーやHRTと同様にグリッド最下位での低迷を続けていた。

この復活プロジェクトを主導しているのは、わずか24歳のクウェート人投資家サアド・カシス=モハメド氏で、彼の会社SKMキャピタルを通じて事業を展開している。その目標は野心的で、2027年からケータハムをF1の12番目のチームとして参戦させることを掲げている。

F1は2026年にキャデラックを11番目のチームとして迎え入れる予定だが、そのエントリーには特に厳格な評価プロセスが必要だった。既存チームは、特に賞金プールの希薄化を懸念し、新規参入者がもたらす付加価値に疑問を投げかけている。

スポンサーリンク

今回、ケータハムは以前の参戦時よりも有利な環境の恩恵を受けることになるだろう。2021年以降に導入されたコストキャップと財務ルールは、フェラーリとメルセデスが年間3億ポンド以上を費やすことができた時代よりもはるかに公平なフレームワークを提供している。

スポーツスター誌の取材に応じたカシス=モハメド氏は、ケータハムブランドを復活させ、F1に恒久的に定着させたいという願望を確認した。

F1は現在、より明確な金融保護手段と安定した技術フレームワークのもとで運営されており、投資家にとって魅力的なカテゴリーとなっている。高度なエンジニアリング、グローバルプラットフォーム、予測可能なコストガバナンスが組み合わさっていることが大きな要因だ」と彼は語った。

「ケータハムは依然として強いブランド認知度を持っていますが、現在はF1グリッドには存在していない。ブランドライセンスを活用することで、消滅したチームやその負債を復活させることなく、マーケティング段階を短縮しつつ、FIAとF1の定める基準を遵守できる。私たちの計画が示すのは2つの選択肢だ。既存チームの経営権を取得するか、次回のFIA参入プロセスにおいてコンパクトなカスタマーチームとして立候補し、長期的なパワーユニット供給の恩恵を受けるかである」

スポンサーリンク

【関連記事】

スポンサーリンク

類似投稿