メルセデス、2026年のラッセルとアントネッリの継続を確認

george and kimi mercedes
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メルセデスのチーム代表トト・ヴォルフが、ドライバーラインナップに関する憶測に終止符を打った。ヴォルフ氏は、不安定な結果となったオランダグランプリにもかかわらず、ジョージ・ラッセルとキミ・アントネッリが2026年も引き続きチームでで戦うことを明言した。

ザントフォールトでは、ラッセルがシャルル・ルクレールとの激しい接触でダメージを負いながらも、堅実な4位でポイントを獲得した。一方、アントネッリにとっては極めて困難なレースとなった。フェラーリのシャルル・ルクレールとの接触に関与したアントネッリは10秒のペナルティを科され、さらにピットレーンでのスピード違反により5秒の追加ペナルティを受けた。結果として、ポイント獲得はならず、不振が続いている。直近5レースでの獲得ポイントはわずか1ポイントにとどまっている。

toto wolf dutch

これらの挫折にもかかわらず、ヴォルフはアントネッリを手放すつもりは全くなかった。メルセデスが彼の育成とF1への適応に多大な投資を行ってきたことを強調した。ラッセルについては、メルセデスがマックス・フェルスタッペンを獲得するという噂により、一時的に将来が不透明となっていた。しかし、フェルスタッペンのレッドブル残留が確定したことで、ラッセルの将来も保証された形となった。

最終契約はまだ署名されていないものの、メルセデスの首脳陣はその方針を明確にした。2026年に導入される新しい技術規則という課題に対し、安定性を重視する姿勢を示している。

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「我々は来年のラインナップに関して、大きなニュースはないと常に言ってきた」とヴォルフ氏は特定メディアに語った。「当然、両名とも続投する。ジョージについては、出張やマーケティング業務など、最適化したい点がいくつかある。彼は経験豊富なドライバーであり、我々にとってはそれについて話し合うことが常に重要だ。ドライバーには可能な限り効率的でいてほしく、マーケティングやメディア活動の面でかなりの負担をかけていたと思う。従って、我々は改善してバランスを取りたい。モンツァで発表があるか?ない。しかし、それが重要な発表になるとは思わない。単純に我々が契約にサインしたことをお知らせすることになるだろう」

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