ピアストリのザントフォールト勝利も、ウェバーは慎重

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ザントフォールトでの勝利と、ランド・ノリスのリタイアにより、選手権トップのオスカー・ピアストリはチャンピオンシップでの優位性を大幅に拡大することができた。それでもピアストリのマネージャーであるマーク・ウェバーは慎重な姿勢を保っている。

マクラーレンのオスカー・ピアストリは今年、F1に昇格してまだ3年目のシーズンを戦っており、ピアストリは並外れたパフォーマンスを見せている。これまでの15戦で、メルボルン出身のピアストリは7勝を挙げた。さらに、2位を3回、そして3位を3回獲得し表彰台に上がった。

mclaren oscar piastri dutch
オスカー・ピアストリ

表彰台を逃したのはわずか2回だけで、それでもポイントを獲得した。皮肉にも、シーズン開幕戦のホームレースであるアルバートパークでは9位に甘んじ、わずか2ポイントしか獲得できなかった。そしてカナダでは4位で12ポイントを収集した。現在の選手権での彼のリードは大きい。チームメイトのランド・ノリスは34ポイント差をつけられている。これはノリスがカナダと直近のザントフォールトで痛恨のノーポイントに終わったことも要因である。カナダでは不器用なオーバーテイク試行により自ら運命を決めたが、ザントフォールトの伝統コースでは彼に非はなかった。チェッカーフラッグ直前にエンジントラブルでリタイアしたのだ。

多くのグランプリ観戦者は、これで選手権争いが事実上決着したと語った。しかし、ピアストリのマネージャーであるマーク・ウェバーはそこまでは言わない。元グランプリドライバーは「スカイスポーツF1」とのインタビューで、愛弟子の選手権争いについて次のように語った。「タイトルまではまだ長い道のりだ。選手権プログラムには、しばしば雨に左右されるブラジルのようなレースがまだ控えている。シンガポールも、そしてアゼルバイジャンもある。これらは何でも起こり得るストリートサーキットだ」

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oscar and lando dutch

「しかし、クリケットで言われるように、我々はポイントを持っていない状態よりも持っている方が良い。これは間違いなくオスカーにとって素晴らしいことで、今日も彼は勝利に値したし、ドライバーとして機会が訪れた時にはポイントを集めなければならない。彼は今年、いくつかの痛手を被らなければならなかった。それは彼のコントロールの及ばないものだった。だからこそ、今日これほどうまくいったことは素晴らしい」と付け加えた。

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