ラッセル、F1の審判制度に「一貫性」を要求

george russell
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メルセデスのジョージ・ラッセルは、カルロス・サインツに科されたペナルティを巡る議論を受け、F1の審判制度における一貫性の欠如を問題視し、改善を求めた。

オランダGPでサインツはリアム・ローソンとの接触の責任を問われ、タイムペナルティとスーパーライセンスへの2ポイント加算処分を受けた。しかし、ウィリアムズは処分が過重だと抗議。最終的にFIAは2ポイントを取り消し、事案を「レーシングアクシデント」と再分類した。

現在、F1のレーススチュワード(コミッショナー)は大会ごとに入れ替わり、固定のチームは存在しない。このローテーション制度が判定の不一致を招いているとラッセルは指摘する。

「シーズン中には25人ほどの異なるコミッショナーがいると思う。20人のドライバーがいて、50-50の事案なら解釈が分かれるのも当然だ」と語った。

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その上でラッセルは、固定メンバーによる常設のコミッショナーチームを設置することで、ドライバーが一貫した基準を理解しやすくなり、度重なる論争を避けられると主張した。

「カルロスに科されたペナルティはおそらく正当ではなかっただろう。別のコミッショナーなら違う判断になったかもしれまない。少なくとも、同じ基準で判断されることが重要だ」

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