フェルスタッペンが混乱の予選でバクー初ポール獲得

スポンサーリンク
レッドブルのマックス・フェルスタッペンが土曜日の予選でプレッシャーをはねのけ、アゼルバイジャンGPのポールポジションを手にした。強風と小雨に見舞われ、中断が繰り返された難しいセッションで、フェルスタッペンは新品ソフトタイヤで挑んだ最後のアタックをまとめ、バクーで自身初のポールを獲得。ウィリアムズのカルロス・サインツ、そしてVCARBのリアム・ローソンを抑えた。
この日の予選は赤旗中断が多発。冷えたタイヤと不安定な路面により、各ドライバーがグリップ確保に苦しんだ。このコンディションに挑むには勇気が必要だったと認めた。「非常に困難なセッションだった」とフェルスタッペンは振り返る。「ほとんどの時間、タイヤの準備が整わず、思うような走行ができなかったが、今週末の進展には満足している。最後のラップは思い切って攻めるしかなかった」
混乱の舞台
今回のポールは、モンツァ以降やや苦戦していた現王者にとって復活を示す結果でもある。フェルスタッペンは「間違いなくポール争いに加われていたし、ここ数戦より良い仕事ができて満足している」と強調した。
レース展望
レースについて尋ねられたフェルスタッペンは、中団からのスタートにもかかわらず、マクラーレンを潜在的な脅威として挙げた。「マクラーレンは後方にいることは分かっている。すぐ前に出てくるだろう」と彼は述べた。「自分のレースに集中したい」
スポンサーリンク
一方、角田裕毅も古いソフトタイヤで走行したにもかかわらず、グリッド6番手を確保する強いパフォーマンスを見せた。フェルスタッペンのポールタイムから1秒差ながら、彼のラップは着実な進歩を示し、先頭集団の射程圏内でのスタートを確実にした。
【関連記事】
- 【アゼルバイジャンGP】予選後の角田裕毅のコメント
- 【アゼルバイジャンGP】 予選結果 ― フェルスタッペンがポール、角田は6番手
- 【アゼルバイジャンGP】FP2結果 ― ハミルトンがトップ、角田は14番手
- パーメイン、角田のスピードを絶賛 角田、将来をかけて戦う
- 【アゼルバイジャンGP】天気予報:雨が降る可能性
スポンサーリンク