アレックス・ダン、マクラーレン育成を離脱

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マクラーレンは、ドライバー育成プログラム(Driver Development Programme)に所属していたアレックス・ダンとの契約を終了したことを発表。

アイルランド出身のダンは、現在ロディン・モータースポーツからFIA F2選手権に参戦しており、今季がデビューシーズン。2024年5月にマクラーレンの育成プログラムに加入し、今年のオーストリアGPとイタリアGPで2度のフリー走行1回目(FP1)に出走するなど、F1での貴重な機会を経験した。

マクラーレンはダンを高く評価していたものの、将来のプランについて双方が納得できる合意には至らず、契約を終了。声明では「この1年間、アレックスと仕事をともにできたことを嬉しく思います。彼の成長に貢献できたことを誇りに思います。今後のキャリアに幸運を祈ります」とコメント。

ダンは自身のインスタグラムを通じて次のようにコメントしている。
「本日をもって、マクラーレンのドライバー育成プログラムから双方合意のもとで離れることを決めました。
これまで支えてくださったマクラーレンの皆さんに感謝しています。F1カーを初めて走らせた経験、そして2度のFP1出走は一生の思い出です。チームの未来に幸あれ。ありがとう、パパイヤファミリー
今季はまだ重要な2戦が残っているので、これからの挑戦を楽しみにしています。」

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ダンがマクラーレンを去った理由として「マクラーレンではF1昇格が見込めない」ことがあげられる。
すでに、ランド・ノリスとオスカー・ピアストリは2026年の契約を延長している。さらに、チームとしては即戦力として両者を優先する傾向がある。

移籍先として噂されているのはレッドブルの育成プログラム。契約が成立すれば、来季もF2で経験を積み、2027年には姉妹チームであるレーシング・ブルズからF1昇格のチャンスが見込まれる。ダンは、アルピーヌとも交渉を行っていたが、進展は見られなかったようだ。

また、マクラーレンは既に10月のメキシコGPFP1で、インディカーのスター、パトリック・オワードの参加を発表していた。今回の発表で4つの義務セッションのうち、残り1セッションはパトリック・オワードの出走がほぼ確実となる。

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