ハース、アメリカGPに向けて意気込みを語る

今週末に開催されるアメリカGPに向けて、ハースがコメントを発表
本拠地をアメリカに置くハースにとって、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)はチームのアイデンティティを象徴するグランプリの1つ。チーム代表の小松礼雄氏率いる新体制のもと、シーズン終盤戦に向けて勢いを取り戻しつつあるハースが、ホームの舞台でどんな走りを見せるか注目だ。
小松氏と両ドライバーが、ホームレースへの意気込みを語っている。
小松礼雄氏のコメント
「COTAは私たちにとってホームのような場所。スプリントレースもあるので、週末を通してアドレナリン全開で走り続けることになる。シンガポールでオリバーがポイント圏内復帰を果たしたのは素晴らしかった。ここCOTAでは、両ドライバーをポイント圏内に導くことを目指す。今回は小規模なアップグレードを投入するので、FP1から完璧に仕上げることがこれまで以上に重要だ。この挑戦を心待ちにしている」
オリバー・ベアマンのコメント
「毎週末、勢いが増していると感じている。オースティンではさらなるアップデートが加わるので、この週末は強い結果を出せるはず。忙しい週末になると思うが、アメリカのファンの熱気と情熱を存分に味わえるのは本当に楽しみ。COTAは間違いなく今シーズンのハイライトになると思う」
エステバン・オコンのコメント
「ハースのドライバーとしてオースティンに戻れるのが本当に楽しみ。私たちのホームレースの1つであり、アメリカのファンが週末を通じて素晴らしい雰囲気を作ってくれるのは間違いない。COTAは楽しくも難しいサーキットで、常にエキサイティングなレースになる。シンガポール以降、トレーニングとシミュレーター作業を重ねてきたので、チャンスを最大限に活かせる週末にしたい。特別なカラーリングのマシンを披露して、ホームファンの応援が絶えないレースを届けたい」
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