サインツ、ペナルティで次戦5グリッド降格【F1アメリカGP】
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FIA(国際自動車連盟)は、2025年F1アメリカGP決勝レース中に発生したカルロス・サインツ(ウィリアムズ)とキミ・アントネッリ(メルセデス)の接触について、サインツに次戦(メキシコGP)でのグリッド5番降格およびペナルティポイント2点の処分を科した。
■ 接触はターン15で発生
接触は、レース中盤のターン15で発生。サインツがアントネッリのイン側からオーバーテイクを仕掛けた際、両者のマシンが接触した。
スチュワードによると、サインツはアントネッリがコーナーの頂点(エイペックス)で十分なスペースを残すと予想していたが、アントネッリが早めにターンインしたことで回避が難しくなり、ブレーキをロックさせた結果、両者の接触に至ったという。
■ サインツの主張とFIAの判断
サインツは「アントネッリはこちらの存在を認識しており、スペースを残すべきだった」と主張したが、FIAの調査では接触時点でサインツのマシンはアントネッリの後方に位置しており、オーバーテイクを主張できる位置にはなかったと判断された。
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そのため、「接触の主な責任はサインツにある」とスチュワードは結論づけた。
サインツはレースを完走していなかったため、10秒のタイムペナルティが科された。さらに、過去12か月間のペナルティポイント累計は4点となる。
■ 今後の展開
ウィリアムズにとっては厳しい結果となったが、サインツはスプリントで好成績を残してた故に悔やまれる結果となった。
アメリカGPの後も中団争いが激化しており、次戦でのグリッド降格はチームの戦略に影響を与える可能性がある。
次戦メキシコでは「幸運のユニコーン」がこの不運を吹き飛ばしてくれるだろうか。
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