【メキシコGP】木曜日メディアデー、角田裕毅のコメント
メキシコGPを前に、角田裕毅(レッドブル・レーシング)がメディアデーでの取材に応じた。
ホンダとの特別な週末を迎える中、NBA観戦から伝説のRA272ドライブまで、率直な想いを語った。
■ NBA観戦について
――NBAを観戦していましたが、ルイ・ハチムラ選手とはレッドブル繋がりですか?
角田「いえ、個人的な繋がりですね」
――実際に試合を観てどうでした?
角田「NBAって本当にエンターテインメント性が高くて、観ていてすごく楽しいです。F1でも同じように観客を楽しませられるようなことができたらいいですね」
■ 伝説のホンダ RA272をドライブへ
――日曜にはホンダRA272を走らせますが、名車を走らせる経験はありますか?
角田「グッドウッドでも経験があります。音が凄まじくて、今のマシンとはまったく違う。すべてがダイレクトで、本当に楽しいんです。
ホンダドライバーとして、ホンダが初優勝を飾った地でそのマシンを走らせるのは光栄です」
■ レジェンドマシンRA272の操作
――RA272は3ペダル仕様ですが、ヒール・アンド・トゥは?
角田「“なんちゃってヒール・アンド・トゥ”なら(笑)壊したくないので慎重に乗ります」
■ ホンダとの関係と今の想い
――ホンダは今シーズン限りでレッドブル・ファミリーを離れます。今の心境は?
角田「今は良い成績、良い走りをすることに集中していて、実感はまだないです。
でも、こういう機会を与えてくれていること、そしてここまで来られたのはホンダさんのおかげなので、感謝の気持ちを持って最大限のパフォーマンスを見せたいと思っています」
■ 来季発表について
――このグランプリが終わると来季の発表があると言われていますが?今振り返ってまだやり残してることある?
角田「発表に関してはマルコさんが言っただけで、それに決まったことはないです。
まだ、やり残したことっていうのは全然ないです」
■ ベアマンとの件について
――アメリカGPで話題になったベアマン選手との件については?
角田「僕が同じシチュエーションだったら引くと思うし、かと言って譲るわけにもいかないので
悪いことをしたとは思ってないです。彼が話を求めてきたら応じるし、僕からは特にないです」
■ ソフトタイヤでの課題
――前戦アメリカGPではソフトタイヤでのショートランに課題がありました。原因は?
角田「今エンジニアと一緒に分析しています。グランプリごとにリセットして、エンジニアの考えを取り入れながら、今回いくつか試す予定です。」
ホンダがF1初優勝を飾った地・メキシコで、60年後の今、そのマシンを走らせる角田裕毅。
RA272の轟音が高地に鳴り響く。
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