ラッセル、メキシコGPを「芝刈り機レース」と痛烈批判 7位フィニッシュに不満

george russell mercedes mexico
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ジョージ・ラッセルは、メキシコグランプリ終了後、激しい怒りを露わにした。混沌とした序盤のラップでコースカットした複数のドライバーにペナルティが科されなかったことを嘆き、このレースを「芝刈り機レース」と呼んだ。4番手からスタートしたメルセデスのドライバーは、マックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンが絡んだ一連のインシデントでポジションを失い、7位でフィニッシュした

エルマノス・ロドリゲス・サーキットでのレースは、スタート直後から混乱した。第1セクターで複数のマシンがコースを大きく外れたが、誰一人としてペナルティを受けなかった。フェルスタッペンはスタートでラッセルを抜き去り、シャルル・ルクレールとキミ・アントネッリとともにターン3で芝生を突っ切り、前方に戻ってきた。

「序盤のラップで3人のドライバーがコーナーをカットして、そのまま走り続けることができたなんて理解できない」とラッセルはスカイスポーツF1に語った。「それは基本的に、全員にリスクを取る許可を与えているようなものだ。そして、もしコーナーを曲がり切れなくても、フリーパスがある。ペナルティなし、結果なしだ」

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ラッセルの不満はそれだけにとどまらなかった。6周目、3位を争うフェルスタッペンとハミルトンが接触し、両者ともコースを外れた。フェルスタッペンはターン2で、ハミルトンはその後ターン4で。その結果、ラッセルは勢いを失い、2つのポジションを失った。

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「マックスとルイスが接触して、ルイスは当然ペナルティを受けた」とラッセルは語った。「しかし、マックスもコースを外れて戻ってきた。私はただ間違った場所に間違ったタイミングでいただけで、そのせいで2つのポジションを失った。もちろん、フラストレーションを感じたよ」

5度のグランプリ優勝を誇るドライバーは、サーキットレイアウト自体が重要な要因であると指摘し、広大なアスファルトのランオフエリアがドライバーに限界を超えることを助長していると主張した。「もしそこに砂利があれば、誰もそんなことを試さなかっただろう」と彼は語った。「毎年ここで同じことが起きている。昨年はカルロス・サインツ、その前の年はシャルル、さらには10年前にはルイスもだ。まるで芝刈り機レースだよ。何かしなければならない。こんなのはあるべき姿じゃないからね」


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