アルピーヌ、2026年もガスリーとコラピントを残留させる見込み

franco colapinto alpine mexico
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アルピーヌは、2026年シーズンもピエール・ガスリーとフランコ・コラピントの現行ドライバーラインナップを維持する見通しだ。オーストリアのメディア『SPEEDWEEK』によると、ルノー傘下のチームは契約延長の最終調整を終えており、公式発表を待つ段階にあるという。

ガスリーとコラピントがともに残留することで、アルピーヌは厳しいシーズンを経た中でも継続性と安定性を保つ形となる。

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憶測の中での冷静さ

ここ数週間におけるコラピントの冷静な態度は注目を集めている。アルピーヌのリザーブドライバーであるポール・アロンによってシートが脅かされる可能性があるという憶測の中でも、落ち着いた姿勢を崩していない。メキシコで取材に応じた際も、彼は特有の抑制された口調で噂を一蹴した。

「誰もが意見を持つ権利がある。でも最近、僕たちについてあまり噂を聞かないよね? 起こっていることはさほどないよ」

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関係者によると、メキシコGP期間中にはコラピントの主要スポンサーもパドックを訪れており、契約延長に関する最終交渉が行われたとみられる。

シート争いの行方

今シーズン、アルピーヌは依然として厳しい戦いを強いられている。コラピントはいまだポイント獲得には至っていないが、チームはその中でも安定性に重きを置いているようだ。現在のマシンの開発はほぼ停止しており、シニアドライバーのガスリーでさえ、7月のシルバーストーンGPで6位に入って以来ポイントを挙げていない。

2026年に向けて同じドライバーラインナップを維持するという判断は、来シーズンの新パワーユニット規制の導入を見据えたアルピーヌの長期戦略を示している。また、コラピントの成長の可能性に対するチームの信頼を反映しているのだ。

アルピーヌのシートが決まり、アストンマーティンのリザーブ役もすでにジャック・クロフォードで埋まった今、2026年に向けてレッドブル組織全体で残されているポジションはわずか3つのみとなった。これは角田裕毅にとって、レッドブル内で居場所を失った場合、F1での代替オプションがない可能性に直面していることを意味する。

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