サインツ、スプリントレースの根本的な変更を支持
ウィリアムズのカルロス・サインツは、一連のスプリントが予測可能すぎると判断されたことを受けて、F1がこれらのイベントをよりスペクタクルなものにするためにスプリントレースの形式を完全に見直すという考えに前向きであると語った。
サインツによると、主な問題はミディアムタイヤのほぼ体系的な使用であり、そのためスプリントレースがメインのグランプリの前半と非常に似たものになっているという。攻撃や追い越しに有利なソフトタイヤはほとんど使用されない。
「カナダで雨のレースがあったり、シンガポールで土砂降りのレースがあったりすれば、史上最高のスプリントになるかもしれない」とサインツはメディアに語った。

彼はまた、このフォーマットを強化するために反転スターティンググリッドやその他の急進的なアイデアを実験する可能性を提起した。
「むしろ、スプリントに必要なのはフォーマットの変更だと思うし、ステファノはその考えを受け入れるつもりだと思う。今のところ、僕はスプリントの大ファンではないよ。予選は日曜日と同じ形式で行うため、日曜日のレースの最初の部分がどうなるかがわかるんだ」
「単純なアイデアとしては、全員がデグラデーションの高いタイヤであるソフトタイヤでスプリントに参加するようにすることが考えられる。これは短期的には非常に簡単な解決策になる可能性がある。毎週、予選ではソフトタイヤで周回をして、それを返す。僕たちにとってはシングルライドタイヤであり、簡単な解決策になる可能性がある」
「僕はリバースグリッドを好きなわけではないが、別のことを試すことに完全に反対するわけではない。何か違うものを追加し続け、さまざまなことを試し続けなければならない。それがうまくいけば素晴らしいことだが、うまくいかない場合は、それを言うことを恐れず、うまくいかなかったことを認めて、別のことを試すべきだ」
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