セナの1991年マクラーレン・ホンダ、RMサザビーズでオークション出品へ
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アイルトン・セナが1991年のブラジルGPで勝利を収めた「マクラーレン・ホンダ MP4/6」が、RMサザビーズのオークションに出品されることになった。落札価格は最大1500万ドルに達すると予想されている。
ホンダとの強力なパートナーシップのもと、マクラーレンの1991年シーズン用に製造されたこのマシンには、RA121E 3.5リッター V12エンジンが搭載されている。このパワーユニットは、セナが自身3度目にして最後となる、F1ワールドチャンピオンのタイトルを獲得する原動力となった。

シャシーはマクラーレン・ヘリテージによって完全にレストアされ、英国のマクラーレン専門業者であるランザンテ社による点検も実施。レース走行可能な状態を維持しており、マクラーレン認証書も付属する。約30年間マクラーレンのコレクションとして保管されていたが、2020年以降は個人所有となっていた。
RMサザビーズはこのMP4/6について、「V12エンジンとマニュアルギアボックスを搭載してF1ワールドチャンピオンシップを制した最後のマシン」と評価。今回の売却により、この名車が初めて一般向けオークションに登場することとなり、これまで出品されたマクラーレン・ホンダマシンの中でも最も高額かつ希少価値の高い一台とみなされている。セナが母国ブラジルで劇的な勝利を挙げたこのマシンは、F1とホンダモータースポーツ史においての象徴的存在だ。
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