ピアストリ、ラスベガスGP失格後に「リセット」を要求―再集中を呼びかけ

Oscar Piastri Mclaren Vegas
スポンサーリンク

オスカー・ピアストリは、ラスベガスGPでの失格処分を受け、マクラーレンに対して「リセットし、再び集中する必要がある」と呼びかけた。日曜夜のレース後、ピアストリとランド・ノリスは揃って結果から除外され、スチュワードは2台のMCL39にフロアボードの過度な摩耗があったと判断した。

このダブル失格は、当初の力強い結果が取り消される形となった。ノリスは2位、ピアストリは4位でフィニッシュし、ノリスは選手権リードを30ポイントに広げていた。しかし技術審査によりそのアドバンテージは無効となり、残り2戦を前に両者の差は24ポイントのまま据え置かれた。

この裁定はタイトル争いにも影響を与えた。レース勝者のマックス・フェルスタッペンはこの状況を最大限に生かし、ピアストリと同じ366ポイントに到達。ノリスとの差も24ポイントに縮まった。マクラーレン勢がノーポイントでネバダを後にした一方、レッドブルは理想的な結果を手にした。

Oscar Piastri Mclaren Vegas

ピアストリは決定が下されるまで時間がかかったことについても失望を隠さなかった。

スポンサーリンク

「フロアの摩耗による不運な失格で今週末をノーポイントで終えることになり、とても残念だ」と語った。

しかし23歳のピアストリは、シーズン終盤に向けて態勢を立て直す必要があると強調した。

「残りがスプリントを含めて2戦で、まだ58ポイントがかかっている。もうミスは許されない。今こそリセットして、クリアな気持ちで次のラウンドに臨む必要がある」

「いつもパフォーマンス向上を目指していますが、今回はうまくいかなかった。過去に好成績を残している次の2つのサーキットで、可能な限り多くのポイントを獲得するために、再び集中して戦わなければならない」と続けた。

スポンサーリンク

次戦カタールGPは、ピアストリが2023年と2024年に表彰台を獲得した相性の良いコース。ラスベガスでの失格後、彼とノリスはチームから正式に謝罪を受けている。

【関連記事】

スポンサーリンク

類似投稿