【アメリカGP】ルクレール、スプリントでハミルトンに敗れるもアメリカGPでのフェラーリ勝利に希望を残す
メルセデスのルイス・ハミルトンにポジションを奪われたシャルル・ルクレールは、アメリカGP決勝レースでの巻き返しに期待している。
2番グリッドに並んだルクレールは、ポールシッターのマックス・フェルスタッペンに挑むつもりで1コーナーに進入したが、フェルスタッペンは果敢にディフェンス。
ルクレールは3位でフィニッシュした。
メルセデスとの争いを振り返り、ルクレールは「チャンスはあったし、ギャップもあったのでトライしたけれど、ルイスにポジションを奪われてしまった。」
「でも、今日のレースペースでは彼らのほうが少し強かった。もともと彼らのほうが強いと予想していたし、実際そうだったから、明日は一歩前に出るために何ができるかを理解する努力が必要だ。」と語った。
「僕たちの2台のマシンを2つの違う戦略で走らせたことで、最終的にはかなり多くのデータを分析することが出来たしね。」と付け加えた。
サインツについては、ソフトコンパウンドのおかげでスプリントのオープニングラップで順位を上げたものの、その勢いを維持することができず、最終的にはスタート時の6位でフィニッシュ。
タイヤ戦略を試してみて、どうだったか尋ねられたサインツは「そうだね!ソフトタイヤを履いていたのは僕だけだった。2周か3周走った後、明らかにミディアムのほうが速かったんだ。」
「でも、少なくともポジションはキープできた。ミディアムではもっとうまくやれたと思うけれど、6位をキープできたし、ベストを尽くしたよ。」
ルクレール同様、サインツもオースティンでの最終戦でフェラーリが何を成し遂げられるかについてポジティブな見方をしている。
「少なくとも、すべてのタイヤがどのような挙動をするのかはわかっているし、明日は最大限の力を発揮することに集中できる。今日はタフだったけど、少なくとも何かを学ぶことができた。」