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ガスリー、2026年からのメルセデスPUに期待

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ガスリー、2026年からのメルセデスPUに期待

今年、アルピーヌは厳しいシーズンを過ごした。しかし、ガスリーはこの苦戦は偶然ではなく、将来を見据えた判断の結果だったと強調する。2026年に向けて、彼は前向きな見通しを描いている。

2024年シーズンはコンストラクターズランキングを6位で終えていたアルピーヌだが、今季はルノーのワークスチームとして参戦しながら、最下位となる10位に沈んだ。上位との差は大きく、9位のザウバーに48ポイントもの差をつけられている。これは、アルピーヌが今季獲得したポイント数の約3倍にあたる。

それでも、ガスリーは「もっと上位で戦えたはず」と確信している。もし、シーズン序盤から短期的な結果を犠牲にし、2026年の新世代マシン開発に集中するという決断を下していなければ、状況は違っていたというのだ。

ガスリーは、『F1.com』の取材で次のように語っている。

「僕が最初に『今年は割り切ってもう開発を止めて、すぐに2026年に向けた作業を始めよう』と提案したんだ」

「最終的な結果は10位だった。でも、現実的には6位か7位を争えたと思っている」と、その言葉には自信がにじむ。

しかし、ガスリーの目標はそこではない。

「僕たちは6位や7位になるためにここにいるわけじゃない。頂点に立つために戦っているんだ。来季に向けた数ヶ月の開発は、決定的な意味を持つ可能性がある。それがトップ争いへの道になるのか、それとも何年も中団に留まり続けるのか、その分かれ道になるかもしれない」

今季ドライバーズランキング18位に終わったガスリーはそう語り、将来への強い意志を示した。

また、チームの技術力についても高く評価している。

「正直に言って、今のアルピーヌにはグリッド屈指の優秀な技術者たちが揃っている。エンストンのファクトリーに、これほど多くの素晴らしいエンジニアやメカニック、スタッフが集まったことは、これまでになかったと思う」

確かなのは、2026年はすべてのチームが“ゼロ”からの再スタートを切る年になる、ということだ。大幅なレギュレーション変更はシャシーだけでなく、エンジン、燃料・潤滑油、さらにはワンメイクサプライヤーであるピレリのタイヤにも及ぶ。

アルピーヌは来季からメルセデス製のパワーユニット(PU)を使用する予定であり、これもガスリーが将来に希望を抱く理由のひとつである。なぜなら、前回の大きなエンジン規則変更時には、メルセデスは他を圧倒する最高峰のパワーユニットを開発していたからだ。

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