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キャデラック、バルセロナ・シェイクダウン向け特別仕様リバリーを公開

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キャデラック 2026年

キャデラックのF1参戦がいよいよ目前に迫っている。アイコニックなアメリカンブランドであるキャデラックは、2026年シーズン第1戦3月8日にメルボルンで開催されるオーストラリア・グランプリにおいて、「キャデラック・フォーミュラ1®チーム」として歴史的なデビューを果たす予定だ。

ゼネラルモーターズ(GM)社長のマーク・ルース氏は、GMの新グローバル本社であるデトロイトのハドソンズ・デトロイト・ビルディングにて、キャデラックの特別仕様テストリバリーを公開した。これは、キャデラックがグリッドへ向かう道のりにおける重要なマイルストーンとなる。このリバリーは、1月26日から30日にかけてスペイン・バルセロナで行われる全チーム参加のシェイクダウン・ウィークで使用され、2月8日に予定されている最終リバリーの発表に先立って披露される。

このテスト用リバリーは、ゼネラルモーターズのグローバル・デザインチームとキャデラックによる大陸横断のコラボレーションによって開発された。このパートナーシップは、チームのグローバルな広がりと、同ブランドのF1参戦を支える深い創造力と技術力を象徴している。バルセロナ・シェイクダウン用リバリーをまとったF1マシンのレプリカが展示され、この車両は、1月25日までデトロイト・オートショーでも展示され、ファンが間近で見ることができる。

公式レースリバリーとは異なり、キャデラックのバルセロナ・シェイクダウン用リバリーは、プレシーズン開発という目的に特化してデザインされた、大胆でありながらも抑制の効いたデザインとなっている。フォーミュラ1®において、テスト用リバリーは、競争相手に対して空力的なディテールを隠す役割を果たすのが伝統であり、自動車業界におけるカモフラージュ仕様のプロトタイプと同様の考え方に基づいている。その一方で、ブランドアイデンティティも明確に表現している。

GM社長のマーク・ルース氏は喜びを語る。

「この新しいテストリバリーは、デトロイトのデザインヘリテージと、グローバルなキャデラックの力強さを称えるものでありながら、デザイン上の秘密をしっかりと守っている。バルセロナでのテストは始まりに過ぎない。来月、世界中のファンの皆さんに公式レースリバリーをお披露目できるのを楽しみにしている」

また、キャデラック・フォーミュラ1®チーム・ホールディングスのCEOであるダン・トウリス氏は次のように述べた。

「キャデラックは、トラックの内外を問わずイノベーションに取り組んでいます。TWGとゼネラルモーターズの組み合わせにより、常識を再考し、大胆で新しい方法でチームを紹介することが可能になりました。世界中に放送される選手権の場でレースリバリーを初公開するという試みは、従来の慣習に挑戦し、キャデラック・フォーミュラ1をグローバルな観客へ届けるものです。GMデザインスタジオが手がけたこの特別仕様テストリバリーとともに、自動車の伝統に敬意を表しながら、2026年シーズンに向けた未来を見据えています。」

チームはデザインについての詳細も明かした。モノクロームのコンセプトは、アイコニックなキャデラックのクレストとシールドを現代的に再解釈したデザインと結びつき、マシン全体の視覚的な軸として機能することで、印象的かつプレミアムな外観を生み出している。大型のキャデラック・クレストは、空力パーツを覆い隠すようにリアに優雅に配され、キャデラックのグローバルな舞台への参入を力強く印象づける。

キャデラック特有の精密な幾何学パターンは、グロスとマットを組み合わせた縦方向の表現でマシン全体に施され、ブランドDNAを芸術的に示しながらボディワークを巧みにカモフラージュする役割を果たしている。クリーンなラインワークと抑制されたカラーブロッキングは、フォーミュラ1という世界最高峰のモータースポーツにおけるキャデラックのパフォーマンス志向と一致した、テクニカルかつ未来志向の美学を強調している。

また、チームをグリッドへ送り出すために大西洋の両岸で尽力してきた人々への敬意として、アメリカおよびイギリスのキャデラック・フォーミュラ1®チーム創設メンバーの名前も、このデザインに組み込まれている。

キャデラックは、2026年シーズンを通して使用される公式レースリバリーを、2月8日に公開する予定である。

ハドソンズ・デトロイト・ビルディングでのシェイクダウン用リバリー公開は、デトロイトに根付くキャデラックの深い歴史を称えるものでもある。新たなGMグローバル本社は、キャデラックの初代デトロイト本社から数マイルの距離に位置しており、ブランドの輝かしい過去とF1という未来とを象徴的に結びつけている。

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