【ラスベガスGP】オコン、4位獲得に「素晴らしい気分」

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アルピーヌは、ピエール・ガスリーが4番手、エステバン・オコンがポイント圏外という状況でラスベガスGPをスタートした。しかし、フィニッシュ時には両者の立場は逆転。オコンは4位、ガスリーは無念の11位でフィニッシュした。

オコンは金曜日の夜、予選でQ1敗退を喫し、ラスベガス・ストリップ・サーキットのグリッドで失意の16番手スタートとなった。

しかし、デッドプールにインスパイアされたヘルメットを着用してレースに臨んだオコンは、オープニングラップの混乱を回避して8番手に浮上すると、そのままペースを上げて終盤には4番手まで順位を上げた。

「素晴らしい気分だよ。僕は生き返ったんだ。つまり、昨日は打ちのめされたけれど、デッドプールのヘルメットのヒーリングパワーで今日は違う結果となった。確かにクレイジーなレースだった。グレイニングや他の皆が苦しんでいたデグラデーションを避けて、16番手から4番手まで挽回することができた。最高の気分だ。」

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レース当日、どうやってすべてを正しい方向に導くことができたのか尋ねられ、オコンはこう答えた。 「信じることを止めないこと。今週末はあらゆる事をきっちりとこなすという面において、僕らが善戦できることは分かっていた。それに今週末はタイヤの面ですごくアドバンテージがあった。」

「不運な事に、昨日のような事が起こったせいで予選の結果はよくなかった。このコースはオーバーテイクにとても適しているから、僕たちは直線で自分たちのペースを発揮できると思っていたし、それが実現したんだ。この週末にチームがやってきたことは、予選でも決勝でも並外れたものだったし、自分たちのチームを誇りに思う」

「シンガポールから5、6レース、僕らにとって全てが完璧になる瞬間がなかったんだ。」と、ラスベガスではそれまでの8戦(11ポイント)を上回る12ポイントを獲得したオコンは付け加えた。

「今日はようやく状況が好転して、素晴らしい結果を出すことができた。シーズン終了までこの調子で、アブダビで最高の結果を残したい。」

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予選で今季最高のタイムを記録したガスリーは、決勝に向けてアルピーヌでの有力な存在になるかと思われた。しかし、29周目のセーフティカー先導による再スタートでは3番手につけていたガスリーは、ハードタイヤに変えたせいで、オコンとのバトルも途中にあり、11番手まで後退してしまったと言う。

Credit: Alpine F1

レース中盤にはバッテリーの問題も報告していたガスリーは、「僕らはいいスタートを切っていたと思う。4位でスタートし、3位を走行することもあった。」と語った。

「でもハードタイヤに変えてからはカオスだった。序盤でタイヤをすり減らしてしまい、レース後半の大半はペースが上がらなかった。できる限り守ろうとしたけど、あれだけ(予選が)良かっただけに悔しい」

「でもその一方で、チームとしては、この週末から得られた成果はたくさんあると思う。昨日の予選では1台を4位に入れて、今日はもう1台を4位に入れた。だから、そこからまた積み重ねていく必要がある。」

「僕らはいつも、さらに良い結果にするために何ができたかをレビューする。でも、手元には限られたデータしかなかなく、特にタイヤについて、そこに現れていないものが問題だったんだと思う。何が起こったのかを理解しなければならない。」

アルピーヌは2023年のコンストラクターズランキングで5位のアストンマーティンから153ポイント後方、7位のウィリアムズからは92点差の6位となり、2022年より2つ順位を下げた。

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