ハジャール、初テスト後に手応え「すでにレッドブルで快適に感じている」
イザック・ハジャールは、アブダビのヤス・マリーナ・サーキットで行われたシーズン後テストを終え、レッドブル・レーシングの環境にすでに「快適さ」を感じていると語った。
フランス出身の21歳は、岩佐歩夢とともにRB21をドライブし、合計111周を走行。ミルトンキーンズを拠点とする新チームでの最初の公式テストを経験した。2026年シーズンにはマックス・フェルスタッペンのチームメイトとして戦うことが決まっており、新たなシャシーおよびエンジンレギュレーション導入を前に、貴重な走行機会を得た形だ。
9時間にわたるテストを終えたハジャールは、次のように振り返っている。

「レッドブル・レーシングの公式ドライバーとして最初のラップを走れたのは本当に素晴らしい経験でした。1月に戻ってくること、そしてここ数年のテストを通じて多くのメンバーとすでに知り合い、一緒に仕事ができていることを考えると、とても嬉しいです。チームはとても温かく迎えてくれて、すでにこのグループに馴染めていると感じています」
ハジャールは、2026年にテスト兼リザーブドライバーとなる角田裕毅の後任として、フェルスタッペンの新たなパートナーを務めることになる。短期間で4人目のチームメイトとなるプレッシャーは理解しているものの、今回のテストには明確な意義があったと強調した。
「もちろん、バルセロナで走ることになるクルマとはまったく違いますが、ピレリタイヤをテストできたのは良かったです」とハジャールは続ける。
「今の段階でデータを集めることも重要です。これから数カ月、新シーズンに向けて準備を進めていくうえで、間違いなく役立つはずです」
新世代マシン導入を控える中、ハジャールにとって今回のアブダビテストは、レッドブルの一員としての第一歩となった。
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