ペレス、ローソンを批判「正しい態度ではない」
レッドブルのセルジオ・ペレスのホームグランプリについて何が言えるだろうか?コース内外での判断力の欠如を体現し、チームの目標と自身のシート確保という重要な局面でプレッシャーを受けているように見えるペレスは、完全に沈没してしまった。
17位でフィニッシュしたペレスにとって、これ以上厳しい母国グランプリは考えられないものだ。皮肉にも19周目には、2025年の自身のシートを最も脅かすと言われているリアム・ローソンとのホイール・トゥ・ホイールの激しいバトルに巻き込まれることになった。このバトルでペレスは敗れ、レース序盤にサイドポッドとフロアにダメージを負う強い抵抗に遭遇した。
これによりペレスは、マシンから降りた後のインタビューで、コックピットから中指を立てて怒りを表したローソンに対して特に強い口調で語った。
「ターン4でマヌーバーを決めようとしていたのに、彼はコース外から、まるで他のクルマがいないかのように突っ込んできた」とペレスはプレスエリアで不満を述べた。「彼は接触を避けることができたはずだが、戻ってきた。幸い僕は彼を見て、進路を開けた。そうでなければ大きなクラッシュになっていただろう。これは不必要だった。僕たち両者のレースを台無しにした。少し度が過ぎていた」
「彼はペナルティも受けていない。フェルナンド(アロンソ)やフランコ(コラピント)に対しても同じことをした。ペナルティはなく、彼には全く非がないということになっているようだ…」
ローソンの態度に厳しい批判を向けるペレス
ヘルムート・マルコに支持されているように見えるローソンのF1デビューの様子について全般的にどう思うか尋ねられ、ペレスは遠回しな言い方を避けた。
「彼とは何の関係もない。彼のF1への来方は正しい態度とは思えない。もう少し謙虚さを示す必要がある。先週末、フェルナンドが何かを指摘した時も、彼は完全に無視した。F1に来る時は当然誰もがハングリーな気持ちを持っているが、コース内外で敬意を持つ必要もある。彼は正しい態度を取っているとは思えない。彼は素晴らしいドライバーだと思うし、一歩引いて教訓を得られることを願っている」
「最初の2戦で、彼は多くのインシデントを起こしている。今週末のように、それが高くつく時が来ると思う。単に、『よし、やりすぎかもしれない。一歩引いて、やり直そう』という正しい態度を持つ必要があると思う。自分の間違いから学ばなければ、F1は残酷な世界で、続けられなくなる可能性もある」
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