ハミルトン「全ての人に感謝を伝えたい」

メルセデスのルイス・ハミルトンは日曜日、イギリスグランプリで勝利した後、その感動を隠しきれなかった。ハミルトンはシルバーストーンで自身のキャリア104勝目を達成。旧技術規則下で行われた2021年のサウジアラビアグランプリ以来、F1での勝利から遠ざかっていた。

シルバーストーンで2番手からスタートしたハミルトンは、マクラーレンのランド・ノリスとのバトルを制した。特に攻撃的な戦略が功を奏し、日曜日のレースでは雨が決定的な役割を果たした。

チェッカーフラッグでは、ルイス・ハミルトンがレッドブルのマックス・フェルスタッペンに1.5秒差をつけて1位でフィニッシュ。フェルスタッペンはグランプリ終盤にハミルトンに猛追していた。

「2021年以来、毎日起きて、戦うために、仕事に取り組むために、そしてこの信じられないチームと一緒に可能な限り懸命に働くためにトレーニングをしてきた」とルイス・ハミルトンはシルバーストーンでの勝利後に述べた。

「これがこのチームでの僕の最後のイギリスグランプリだ。彼らのためにどうしても勝ちたかったんだ。彼らを愛しているし、すごく高く評価しているからね」

「彼らがこれらの年月をかけて行ってきた懸命な仕事のすべてに、そしてメルセデスの全ての人々と僕たちのすべてのパートナーに永遠に感謝したい」

「そして、すべての素晴らしいファンのみんなにも。周回を重ねるごとにみんなを見ることができた。ここで勝つことほど素晴らしい感覚はない」

「（勝利のない過去2年間は）おそらく誰にとっても困難だったが、重要なのは、たとえ底にいると感じても、立ち上がり続け、戦い続けることだ」

「2021年から今日までの間に、自分のパフォーマンスが十分ではないと感じたり、今日のような状態に戻れないと感じた日々があった」

「だが、最も重要なのは、僕を支え続けてくれる素晴らしい人々に囲まれていたことだ。僕のチームは、毎回本当に僕を励まし、同じことを続けるよう促してくれた」

「また、世界中のファンのみんなも、僕を非常に支えてくれている。だから、全ての人に大きな、大きな感謝を伝えたい」

イギリスグランプリ後、ルイス・ハミルトンはドライバーズランキングで8位につけており、7位でチームメイトのジョージ・ラッセルとは1ポイント差だ。

【関連記事】

平川亮、アブダビGPのFP1にマクラーレンから出走